オリジナルデザインのワッペンを付けるだけで、そのアイテムの雰囲気はガラリと変わります。Tシャツも例外ではなく、唯一無二のTシャツが欲しい方に、オリジナルのワッペンはおすすめです。
この記事ではワッペン付きTシャツについて、ワッペンの種類や付け方、おしゃれな取り付け位置などをわかりやすく解説します。製作事例も紹介しているので、最後までご覧くださいね。
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ワッペン付きTシャツとは?
ワッペン付きTシャツには、「ワッペンがもともと付いているTシャツ(既製品)」と「無地などのシンプルなTシャツに自らワッペンを付けたもの(オリジナル作成)」があります。
この記事では、とくに後者について紹介します。
どちらもワッペンをメインとしたカジュアルなデザインが魅力で、いろいろなテイストのファッションに合わせやすく、着回しのしやすいアイテムです。
自分でワッペンを取り付ける場合は、好みや目的に合ったデザインのワッペンを用意できます。
ワッペンの大きさや貼る位置次第で印象を変えられるため、オリジナリティーを出したい方にはぴったりですね。また、ワッペンを自分で作ったり専門の会社に依頼したりすることで、よりオリジナリティーの高いワッペン付きTシャツを製作できますよ。
Tシャツに付けるワッペンの選び方
ここからは、自分でTシャツにワッペンを付ける場合に焦点をあてて解説します。
Tシャツに付けるワッペンを選ぶ際は、以下の3つの項目から考える必要があります。
- ワッペンの種類
- サイズ
- デザイン
それぞれ詳しく解説します。
ワッペンの種類
まず、ワッペンの種類を決めます。
ワッペンの種類は、大きく分けて「刺繍ワッペン」「フェルトワッペン」「プリントワッペン」の3つがあります。それぞれできあがりの質感や適した用途などが異なるため、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
刺繍ワッペンはデザインを刺繍で施したワッペンで、ベース生地にミシンや手縫いで刺繍をかけて作るものです。立体感を出すことができ、高級感のある仕上がりが特徴ですが、細かなデザインを再現しづらいというデメリットがあります。
フェルトワッペンはフェルト生地でできたワッペンです。柔らかい質感から、子ども向けやキャラクターもののデザインに向いていますが、耐久性が低く、度重なる洗濯には耐えられません。
プリントワッペンは、ベース生地に染料を染み込ませてプリントしてデザインを施すワッペンです。立体感はありませんが、細かなデザインを再現できるため、写真やグラデーションにも対応可能。詳細なデザインにこだわりたい場合におすすめです。
デザイン
ワッペンのデザインは、好みのほかに作りやすさを意識して考えることが大切です。
作りやすいものとしては、色数が少ないロゴデザインや、凹凸の少ない円形のデザインなどです。反対に、デザインが細かすぎたり凹凸が多かったりするものは難しくなるため、自分の技術も考慮して、作れる範囲のデザインを選びましょう。
また、Tシャツに貼り付ける際のバランスからデザインを考えるのもよいでしょう。
Tシャツにたくさんワッペンを貼り付けるなど、明るく元気な印象にしたいなら、色数の多い派手なデザインのほうがインパクトがあります。
反対に、落ち着いた印象のTシャツにしたい場合は、色数の少ないシンプルなデザインにするのがおすすめです。
サイズ
実際に作り始める前に、ワッペンのサイズを決めておくことも大切です。ワッペンのサイズは、用途をもとに考える必要があります。今回は、Tシャツに付けることを前提として考えましょう。
ワンポイントとして胸元にさりげなく付ける場合は、小さめサイズがおすすめですが、バックデザインとして目立たせたい場合は、大きいもののほうがインパクトがあります。
また、凝ったデザインのものは大きめのサイズのほうが作りやすく、Tシャツに貼り付けても華やかな印象になりますよ。
ワッペンを付けるTシャツの位置は?
ワッペンの付ける場所によっても印象が大きく変わります。
Tシャツにワッペンを付ける位置としてよく選ばれるのは、「左胸」「左腕」「背中」の3か所です。ここからは、ワッペンを付ける位置について解説します。
左胸
Tシャツにワッペンを付ける位置として定番なのが胸元です。とくに既製品でも左胸にロゴやワッペンが付いているケースが多いです。
理由は諸説ありますが、かつてより軍服などの星章やワッペン、メダルなどは、全て左付けであったことが影響しているのではないかとされています。実際に右胸にワッペンが付いているTシャツはほとんど目にしませんよね。
そのため、左右で迷ったら慣習にのっとって、左胸に付けるのがベターです。
胸の位置に付けられたワッペンは離れた場所からも見えやすく、Tシャツを畳む際にも邪魔になりません。
左袖
次におすすめしたいのが左袖です。
左袖にワッペンを付けることで、スポーツ選手のユニフォームのエンブレムのようなクールで洗練されたデザインになります。
この場合、ワッペンの種類はエンブレムを意識して刺繍ワッペンにするのがおすすめ。刺繍ワッペンであれば、立体感や光沢のある仕上がりで高級感が出るためエンブレムのイメージにも近く、先述した通りスポーツ選手のユニフォームのような雰囲気が出ます。
また、このタイプの場合、サイズは大きめのもののほうがインパクトが出ます。Tシャツをかっこいい雰囲気に仕上げたい方やストリートファッションが好きな方におすすめです。
背中
最後におすすめするのが、背中です。背中にワッペンを付けることによって、一気にTシャツの印象が華やかになります。レザージャケットのように大きなワッペンを1つだけ付けてもよいですし、小さなワッペンをたくさん無造作に貼るのもおすすめです。
背中にワッペンを付ける代わりにフロント部分はシンプルにすると、バランスが取れておしゃれに仕上がります。
おしゃれ度アップなワッペンの付ける位置は?
ここでは、おしゃれ上級者向けに少し変わったワッペンの付け位置を紹介します。
かわいいデザインが好きな方におすすめしたいのが、胸ポケットの上の位置です。
胸ポケットがあるTシャツに限られますが、この位置に付けることで、動物がポケットから顔を覗かせているような一癖効いたデザインになります。
また、一風変わったデザインとして、Tシャツの裾部分もよいでしょう。裾部分にワッペンがある場合、一見ただの無地Tシャツに見えますが、ワッペンに気づいた人に対しては、「細部までこだわっているおしゃれなTシャツ」という印象を与えることができますよ。
おしゃれなワッペン付きTシャツの事例
ここからは、オシャレなワッペン付きTシャツの製作事例についてご紹介します。既製品ワッペンと自作ワッペンにそれぞれ分けて紹介します。
既製品ワッペン付きTシャツ
こちらは、食べ物モチーフのワッペンを付けたTシャツです。ワッペンを付けることによって、シンプルなTシャツがぐっとかわいらしい雰囲気に仕上がっています。
こちらは、カワウソモチーフのワッペンです。リアルなカワウソのデザインがとってもシュールですね。黒いTシャツともマッチしてかわいさもありつつ、クールな雰囲気になっています。
こちらは、うさぎモチーフのフェルトワッペンです。フェルトの柔らかい質感とうさぎのかわいいデザインがマッチしていて、子どもにぴったりのTシャツになっています。
自作ワッペン付きTシャツ
こちらは、名札風デザインのワッペンです。チューリップ型の青い名札がとってもキュートです。
こちらは、飼っている愛犬をモチーフにしたオリジナルのワッペンです。Tシャツに付けることで、とってもかわいいワンポイントに仕上がっています。
こちらは、オリジナルのワッペンをたくさん付けているケースです。1つひとつが手作りのため、温かみがあるのに加え、オリジナリティーも光っていますね。
Tシャツにワッペン!付け方のパターン
Tシャツにワッペンを付けるには、以下の3通りの方法があります。
- 手縫いで縫い付ける
- ミシンで縫い付ける
- アイロン・接着剤で付ける
以下の項目では、上記の3通りの付け方の手順とメリット・デザインをそれぞれ紹介します。
手縫いで縫い付ける
手縫いは、ミシンが無い場合でも針と糸さえあればできる比較的手軽な方法です。
しかし、ミシンを使う場合と比べて時間がかかってしまったり、裁縫が苦手な場合は失敗する可能性が高くなったりする点はデメリットになるでしょう。
ワッペンを貼り付ける手順はシンプルです。
まずワッペンを貼り付けたい場所の上に置き、次に、針と糸でワッペンを縫い付けます。位置がずれる心配があれば、布用接着剤で仮止めしたり、まち針を刺したりするといいでしょう。
針に糸を通して玉結びをしたら、ワッペンの裏から針を通し、ワッペンに対して垂直になるように布に針を刺してワッペンの際ギリギリに出します。これをワッペンの周りを1周するまで繰り返しましょう。
最後に、布をすくったところで止めて、ワッペンの際に玉止めをして、玉止めをワッペンの下に隠したら完成です。
ミシンで縫い付ける
ミシンで縫い付ける方法は、手縫いが苦手な方でも素早く縫い付けることができます。一方で、ミシンの操作に慣れない場合は失敗するリスクもあり、失敗したときに糸をほどくのが大変などのデメリットもあります。
ミシンでワッペンを取り付ける場合は、まずミシンに縫い付けたい色の糸をセットします。
次に、ワッペンを貼り付けたい場所の上に置き、ミシンをジグザグ縫いモードに設定します。お好みの目幅に設定したらワッペンの際を縫っていきます。
最後は直線縫いで返し縫いをしたら完成です。
アイロン・接着剤で付ける
アイロン・接着剤で付ける方法では、接着フィルムを使用します。
アイロンがあれば針と糸を使わずに手軽にできるのがメリットですが、その反面、接着が弱い場合はすぐに取れてしまうというデメリットもあり、強度を求める場合はほかの方法と合わせて行うのがおすすめです。
手順としては、専用の接着フィルムをワッペンと同じ形に切り取って、ワッペンの裏側にアイロンで貼り付けます。
次に、ワッペンを貼り付けたいアイテムの上に置き、当て布を当ててアイロンを数秒押し当てます。このとき、アイロンを動かさずこすらないようにしましょう。
完全に付くまで押し当てて、ワッペンを冷ましたら完成です。
参考:Tシャツに付けたワッペンの剥がし方
接着フィルムを使ってアイロンで付けたワッペンの貼り付けに失敗してしまった場合は、ドライヤーやアイロンで剥がせます。
まず、ワッペンの上に当て布を被せて、中温にセットしたアイロンを10秒~20秒ほど押し当てましょう。
次に、温めたワッペンをピンセットを使ってゆっくりと剥がします。このとき、無理やり剥がすとワッペンの跡が残ってしまうため、無理に剥がさずアイロンを押し当てながら少しずつ剥がしていきましょう。
Tシャツに付けるワッペンは自作できる?
Tシャツに付けるワッペンは自作することもできます。ワッペンを自作するには、自分で手作りする方法と事業者に依頼して作ってもらう方法の2通りがあります。
自分で手作りする場合は、手縫いやミシンでワッペンが作れます。自分で仕上がりの雰囲気を変えられたり、クオリティーが高くなりすぎないことで、味のある仕上がりにできたりするのがメリットです。
一方で、裁縫に慣れていない方にとっては大変で、実際に作るとなるとハードルが高いといえるでしょう。
事業者に依頼して作ってもらう方法は、裁縫が苦手な方やクオリティーの高いものが欲しい方におすすめです。
費用もそれほど高価ではないため、オリジナルのワッペン付きTシャツを作成したいと考えているなら、ぜひ利用してみてください。
Tシャツに付けるオリジナルワッペンを自作するなら、小ロットから注文できるwatasiino!!が◎
Tシャツに付けるワッペンは、既製品でもよいですが、せっかくオリジナルアイテムを作るのであれば、ワッペンもオリジナルのものを用意したいですよね。
「自分でワッペンを作るのはハードルが高い」と感じてしまう方は、一度専門の事業者にワッペン製作を相談してみるのがおすすめです。
watasiino!!は、オリジナルワッペンが1枚からオーダー可能なサービスです。
刺繍はもちろんプリントや熱転写、切り抜き加工などに対応しているため、叶えたい完成イメージに近いものが作れるはずです。
また、価格は業界最安値の400円から。(発注枚数が増えると1枚あたりの金額は安くなります)
手軽にクオリティーの高いオリジナルワッペンを作成したい方は、ぜひwatasiino!!に相談してみてくださいね。
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