クラスTシャツデザインの考え方まとめ。コンセプトの決め方や使えるテクニックは?

クラスTシャツデザインの考え方まとめ。コンセプトの決め方や使えるテクニックは?

学生のみなさん、「クラスTシャツをどんな風に作ったらいいのかわからない」と悩んでいませんか?

または、「コンセプトの決め方や使えるテクニックについても知りたい」と思っていませんか?

せっかくクラスTシャツを作るのであれば、思い出に残る1枚に仕上げたいですよね。そこでこの記事では、クラスTシャツを作りたいあなたのために、クラスTシャツの考え方をまとめました。

すぐに使えるテクニックやデザイン集も紹介していますので、難しく考えなくて大丈夫です。ぜひ楽しみながら、最高のクラスTシャツを作ってくださいね。

目次

クラスTシャツのデザインを考えるときの4つのポイント

まずは、クラスTシャツのデザインを考えるときのポイントを4つご紹介します。

やみくもにデザインを考え始める前に、以下のポイントをおさえておきましょう。

ポイント1:デザインのコンセプトを決める

まずはデザインのコンセプトを決めましょう。ここでいうコンセプトとは「構想」のことを指します。

クラスTシャツを使用するシーンや用途に合ったデザインを考えるようにしましょう。

例えば体育祭で着用するのであれば、クラス名やスポーツに関連したイラストをプリントするとよいでしょう。

コンセプトがブレてしまうと、どんなクラスTシャツにしたいのかがわからなくなる場合もあるので大切なポイントです。

ポイント2:プリントするTシャツを選ぶ

一口で「Tシャツ」と言っても、用途によって種類がたくさんあります。

定番の綿のTシャツにするのか、汗をかいても快適なドライTシャツにするかで素材選びも変わりますし、見た目も変わります。

またTシャツの種類によっては、カラーバリエーションが異なる場合がありますので、プリントするTシャツ選びもデザインのひとつとして捉えましょう。

ポイント3:プリント方法を決める

プリント方法もTシャツのデザインで重要なポイントです。よくTシャツに用いられる手法2つを紹介します。

  • シルクスクリーンプリント
  • インクジェットプリント

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントは、Tシャツのデザインごとに1色ずつ型(版)を作成して、インクを生地に擦り付けてプリントする方法です。

衣類に用いる代表的なプリント方法で、市販されているTシャツの多くがシルクスクリーンプリントでプリントされています。シルクスクリーンプリントは多彩なインクカラーと、耐久性にも優れているところが特徴です。

型(版)の作成に費用がかかりますが、大量注文をすれば費用を抑えることができます。

インクジェットプリント

インクジェットプリントは、Tシャツそのものに直接インクを吹き付けるプリント手法です。インクジェットプリントは型(版)が必要ないので、比較的安価にプリントできます。

また、何色使って印刷してもプリント費用が変わらないというメリットもあります。グラデーション表現もできるので、デザインに写真を使用する場合には、発色の綺麗なインクジェットプリントがおすすめです。

しかし、ポリエステルなどの化学繊維ではインクを弾いてしまう可能性があるため、素材は綿100%に限られます。また、金・銀・ラメ・蛍光などの特殊カラーはプリントできなかったり、指定色が合いにくかったりする点は覚えておきましょう。

ポイント4:予算を決める

予算もデザインを考えるうえでポイントとなります。Tシャツの費用に影響するのは以下の4つです。

  • Tシャツの本体代
  • プリント代
  • 型(版)代
  • 送料

型(版)代はシルクスクリーンプリントの場合に発生しますが、インクジェットプリントであれば費用が抑えられます。

また、送料がネックになる方は、送料無料のオプションがある印刷会社を選ぶとよいでしょう。

クラスTシャツのデザイン作成手順

次に、クラスTシャツのデザイン作成手順を紹介します。

「どこから手をつけたらいいかわからない」というあなたも、デザインの作成手順を知ることで、スムーズに作成できるでしょう。

  1. デザインのテイストを決める
  2. イラストや文字を決める
  3. プリントするデザインの色を決める

手順1:デザインのテイストを決める

Tシャツのデザインをする前にコンセプトをもとにして、デザインのテイストを決めましょう。ナチュラルなのかキュートなのか、なんとなくでも大丈夫です。

はじめにテイストを決めておくと、後からデザインを見直したときに方向性が合っているか確認できます。

また、Tシャツの色でもイメージが大きく変わるので、テイストに合った色を選ぶようにしましょう。

手順2:イラストや文字を決める

テイストが決まったら、イラストや文字を決めましょう。印刷会社によって、入稿方法に多少の違いがありますが、以下のような方法があります。

手書きでデザインを作成する

一番簡単なのが手書きで作ったデザインをそのままTシャツにプリントする方法です。手書きのクラスTシャツは味わいのある仕上がりになります。

場合によっては、手書きのデザインをデータ化してもらうことが可能です。この場合、手書きでだいたいのデザインイメージと、イラストや文字のイメージを言葉で伝えることで、印刷会社がデータ化してくれます。

パソコンでデザインソフトが使えなくてもプロがお手伝いしてくれるので、「デザインがうまくできない」と不安に思わなくても大丈夫ですよ。

パソコンのデザインソフトでデザインする

Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)など、パソコンのデザインソフトが使えるのであれば、細かい部分まで自分でデザインできます。

印刷会社によっては、入稿時の規定がある場合が多いので、事前にデータ入稿方法や作成方法を確認して作ることをおすすめします。

手順3:プリントするデザインの色を決める

Tシャツの色とプリントするデザインの色の組み合わせは重要です。例えば、青のTシャツに青系のプリントをしてもあまり目立ちません。

クラスTシャツは目立ちにくい色同士の組み合わせではなく、遠目で見てもデザインが入っていることがわかる色を選びましょう。

もし迷ったら、白など薄い色のTシャツを選べば大抵の色が視認できます。

すぐに使える!クラスTシャツデザインのテクニック

デザインの手順までわかると「デザインを工夫したい」「もっとデザインを良くする方法が知りたい」という気持ちになりますよね。

ここではクラスTシャツのデザインにすぐに活かせるテクニックを紹介します。デザインを早く、簡単に作成するコツも解説しますのでぜひ取り入れてみてくださいね。

Pinterest(ピンタレスト)でアイデアを探す

何もないところからデザインを生み出すのはなかなか難しいですよね。そこでアイデア探しの強い味方となるのがPinterest(ピンタレスト)です。

Pinterestはネット上の画像を収集するためのサイトです。例えば「Tシャツ イラスト」などのキーワードで検索すると、世界中のTシャツのイラストがチェックできます。

表示された画像をそのまま使用するのは著作権違反となる恐れがあるためNGですが、アイデアのヒントを見つけるためのツールとして役立ちますので、ぜひ活用しましょう。

センスのいいフォントを使う

シンプルなデザインのクラスTシャツをデザインする場合は、フォント選びが特に大切です。

最近はセンスのいいフォントが無料でダウンロードできますので、文字をプリントしたい場合はフォントにこだわって、いろいろ試してみましょう。

オンラインデザインツールを利用する

Tシャツのオンラインデザインツールを利用するのもおすすめです。これなら、具体的なTシャツのイメージを画面上で確認しながらデザインできます。

ツールによって多少の違いはありますが、すでに用意されているイラストを組み合わせることでオリジナリティも演出できます。

また、好みの書体で直接画面上に文字を書くことも可能です。書いたり消したりも自由にできるので、いろいろと画面上でシミュレーションしてみるといいでしょう。

プリントの大きさでインパクトを与える

プリントの大きさでインパクトを与えるのもすぐに使えるテクニックのひとつです。

大きなプリントにすることでデザインをかんたんにアピールもできるため、模擬店などの宣伝用にもぴったり。プリントカラーにもこだわれば、さらにインパクトがアップします。

Tシャツのカラーバリエーションを増やす

凝ったデザインを考えるのが難しいときは、「Tシャツのカラーバリエーションを増やす」というテクニックを使いましょう。

クラスTシャツは全員分の色を統一して作るのが一般的です。しかし、あえてTシャツのカラーバリエーションを増やすことで、ほかのクラスと差をつけることができます。

Tシャツのカラーバリエーションを増やす場合は、プリントするデザインをシンプルにするとバランスがとりやすくなるのでおすすめです。

参考にしたい!クラスTシャツのデザイン集

ここではクラスTシャツのデザイン集をまとめています。

トレンドを取り入れたクラスTシャツや、インスタ映えするTシャツなど、これからクラスTシャツをデザインする際の参考にしてみてくださいね。

2023年 流行りのクラスTシャツデザイン

人気女性アイドルグループ日向坂46を模したロゴです。数年後に衣装ケースから出てきたら懐かしくなること間違いなし!

一時期大流行したハードロックカフェのロゴをイメージしたデザインです。ハードロックカフェのTシャツやトレーナーは実際に流行っていたので、うまく流行を取り入れていますね。

おしゃれでインスタ映えするクラスTシャツデザイン

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こちらは、最近流行りのビブスタイプのクラスTシャツです。各々のパーソナリティに合った背ネームもインパクト大ですね。

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目立つピンクがよく映えます。インスタグラムの投稿をスクロールしていたら思わず手を止めてしまうでしょう。合わせアイテムもバッチリはまっています。

面白いクラスTシャツデザイン

推しの主張を込めたデザインですね。シャヲルとは韓国男性アイドルグループSHINeeのファンの総称です。

こちらはTBS系の人気バラエティーのデザインをパロディにしたクラスTシャツです。すれ違う人はくすっときてしまうのではないでしょうか。

かっこいいクラスTシャツデザイン

こちらはポロシャツタイプのクラTです。背中の手書きがハイセンスでかっこいいです。

こちらは、イラストの先生と一緒に制作したクラTですね。本物のハンマーヘッドシャークからは想像もできないかわいいイラストが素敵です。

クラスTシャツのデザインができたら、watasiino!!でプリント依頼をしよう

クラスTシャツの考え方について解説してきましたが、みなさんのクラスTシャツのデザインに役立つ情報となったでしょうか。

オリジナルのクラスTシャツはみなさんの思い出を彩る1枚になるはずです。とにかく楽しみながらデザインを考えてみてくださいね。

watasiino!!では、クラスTシャツのプリントも受付中です。手書きのデザインイメージや写真さえあれば、無料でデザインを興してくれたり、受注日から最短で翌々日出荷という短納期のメリットもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。

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