卒園は、子ども本人やご両親にとっても大切な人生のイベント。卒園のタイミングでは、卒園記念品を制作するのが一般的です。
卒園記念品の制作担当となった方の中には、候補として、トートバッグの制作を検討している方もいるはず。
トートバッグは実用的かつ、写真や似顔絵など自由なデザインをプリントできるため、思い出に残る卒園記念品としておすすめです。
この記事では、卒園記念品にトートバッグを選ぶメリットや制作手順、デザインの作り方を紹介します。
ぜひ卒園するお子様の笑顔を思い浮かべながら、オリジナルのトートバッグを作ってくださいね。
卒園記念品にトートバッグを選ぶメリット
卒園記念品にトートバッグを選ぶメリットは主に3点です。
- 実用的である
- 似顔絵や写真を入れられるので思い出に残る
- 環境にやさしい
順に解説していきますね。
実用的である
トートバッグは実用性が高い点がメリットです。
トートバッグは、小学生になってからも学校やピアノレッスンなどの習い事、サブバッグなど、日常的に使いやすいアイテムとして活躍します。
ただし、卒園後に実際に使う人と、記念品として保管する人で分かれることも考えられるため、サイズ選びやデザインには気を配りましょう。
A4サイズのファイルがすっぽり入るものや、マチつきのものは荷物も入れやすく利便性がより高まります。
一方で、全面に園児のイラストが入ったデザインのものなどは、「使いにくい」と感じる人もいるため、実用性を優先するか、思い出を優先するかなどは制作時に検討しておく必要があります。
似顔絵や写真を入れられるので思い出に残る
「似顔絵や写真を入れられるので思い出に残る」という点もトートバッグのメリットです。
似顔絵や写真の入ったトートバッグは、卒園後も思い出を振り返ることができ、特別な記念品となるでしょう。
卒園式当日にトートバッグを持って、クラスメイトたちと集合写真を撮影するのも良い思い出になりそうですね。
また、子どもの似顔絵や写真を盛り込むことにより、唯一無二のオリジナリティを演出できる点も、卒園記念品としてふさわしいと言えるでしょう。
環境にやさしい
「環境にやさしい」という点もトートバッグを選ぶメリットとして挙げられます。
トートバッグは素材によっては耐久性が高く、何度も繰り返し使用可能です。最近ではエコバッグとして使う人も増えていますね。
また、SDGsに配慮したフェアトレードコットン素材などを用いることで、環境に配慮した記念品制作となります。
実用的かつ、思い出に残りやすく環境にもやさしいトートバッグは、卒園記念品にぴったりです。
卒園記念品のトートバッグ制作にかかる費用は?
トートバッグを卒園記念品として制作する場合の相場は、1つあたり1,000〜2,000円程度です。
ただし、費用は素材、デザインや仕様、発注数量などによって異なるので、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
また、業者にどの範囲までの作業を任せるかによって、金額は変動します。デザインを無償で作成してくれる印刷業者はコスパもよく、ラクなのでおすすめですよ。
卒園記念品のトートバッグ事例
ここまで卒園記念品にトートバッグを選ぶメリットや、制作費用の相場を解説しました。
この章では、卒園記念品のトートバッグ事例を、以下3つの項目別に紹介します。
- 似顔絵入りのトートバッグ
- 写真入りのトートバッグ
- 先生へ贈るトートバッグ
SNSで調査した内容もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
似顔絵入りのトートバッグ
まず、1つ目の事例として似顔絵入りのトートバッグを紹介します。
子どもたちのかわいらしい似顔絵が入ったトートバッグは、一生の思い出になること間違いなしです。
こちらの卒園記念品のトートバッグの似顔絵は、保育園の担任の先生が描いたものだそうです。
毎日一緒に過ごしている先生ならではの、園児の特徴をとらえた似顔絵ですね。
園児も自分の似顔絵を探すのが楽しくなりそうなトートバッグに仕上がっています。
こちらのトートバッグは、園児が描いた似顔絵をプリントしています。
自分で描いた似顔絵をプリントすることで、園児本人の思い出にも残りやすいですよ。
写真入りのトートバッグ
次に紹介するのは、写真入りのトートバッグの事例です。
園児の顔写真以外にも、運動会や遠足などの行事の写真などを組み合わせても良いでしょう。
こちらはいくつかのパターンの写真をコラージュしたトートバッグです。
卒園記念品として写真入りのトートバッグを作る場合、クラスの全員が入るようにバランスを考えて配置しましょう。
写真とイラストを組み合わせたトートバッグも紹介します。写真をただ並べただけだと、単調なデザインになりがちです。
園児の写真にイラストを加えることで、デザインにメリハリがつきますよ。
先生へ贈るトートバッグ
3つ目の事例は、先生へ贈るトートバッグです。
お世話になった先生へ感謝の気持ちを込めたトートバッグを贈ってみませんか。
この方は幼稚園で3年間お世話になった先生へ贈る卒業記念品として、トートバッグを作ったようです。
園児それぞれの個性あふれる絵がプリントされたトートバッグは、もらった先生も思わず笑顔になるでしょう。
長くお世話になった先生だからこそ分かる、園児の成長が感じられるトートバッグとなったはずです。
先生へ贈るトートバッグの選択肢の1つとして、このような実用性の高いデザインもありですね。
似顔絵や写真の入ったデザインも思い出に残りますが、人によっては使いづらいと感じてしまうかもしれません。
大人っぽいデザインのトートバッグであれば、普段から使いやすいため先生にも喜んでもらえるでしょう。
卒園記念品のトートバッグを制作する手順・作り方
ここからは、卒園記念品のトートバッグを制作する手順や作り方を解説します。
「制作手順のイメージがわかない」という方は、以下の手順にしたがって進めてみてくださいね。
- スケジュールを決める
- 予算・数量を決める
- デザインの方向性を決める
- 印刷業者を決める
- デザインを作成する
- 印刷の方法を決める
- 印刷業者に注文する
1.スケジュールを決める
まずは納品までの全体的なスケジュールを決める必要があります。
卒園式間際は、作成業者の繁忙期も重なり希望日に納品ができない可能性も考えられるため、余裕をもったスケジュールを立てることが大切です。
卒園記念品は、卒園式の約1カ月前を目安に手元に届くようにするといいでしょう。
2.予算・数量を決める
次に予算や数量を決めましょう。
可能であれば保護者に事前アンケートを取り、予算を決定します。
作成業者に依頼する場合は、発注数量をあらかじめ決めておくことも重要です。業者によっては、在庫の確保をするために数量が決定していないと対応してもらえない場合があります。
また予算に問題なければ、予備として少し多めに作成しておくと安心です。
3.デザインの方向性を決める
予算や数量が決まったら、デザインの方向性を決めます。
園児に似顔絵を書いてもらう、写真を撮るなどの方向性を先に決めておくとスムーズです。
またデザインの方向性を決める際には、トートバッグの形やサイズ、色も決めておきましょう。
4.印刷業者を決める
デザインの方向性まで決まったら、卒園記念品を作成してくれる業者を決定します。
可能であればサンプルを取り寄せて現物を確認し、複数の業者で見積もりを比較することをおすすめします。
また、問い合わせ時の対応の良さも業者選びの基準になります。
5.デザインを作成する
印刷業者が決まったら、さっそくデザインの作成に取りかかりましょう。
デザインのデータはIllustratorやPDFなどが印刷に適しています。
印刷業者によって多少異なりますが、デザイン入稿後にイメージ画像が来たら確認し、問題がなければ完了です。
自分たちでデザインが難しい場合は、デザインの作成ごと請け負ってくれる業者に依頼するのも一手です。
6.印刷の方法を決める
デザインが完成したら、トートバッグに印刷するためのプリント方法を決める必要があります。
トートバッグだと、シルクスクリーンプリントが一般的な印刷方法です。
デザインに適したプリント方法が分からない場合は、印刷業者へ相談してみましょう。
7.印刷業者に注文する
全ての準備が整ったら印刷業者へ発注します。
業者によって、デザイン入稿から発送までのスパンが異なるので、事前に確認しておきたいですね。
卒園前年の12月までに発注完了しておくと、繁忙期前に注文できるので安心です。
卒園記念品のトートバッグのデザインはどうやって作る?
子どもの似顔絵や集合写真など、トートバッグデザインの方向性がある程度決まったら、実際にデザイン制作へとうつります。
そもそも卒園記念品のトートバッグのデザインはどうやって作ったら良いのでしょうか。
この章では、「自分でデザインをしてみたい」という方向けに、卒園記念品のトートバッグのデザインに役立つソフト・アプリを4つ紹介します。
- Illustrator(イラストレーター)
- Photoshop(フォトショップ)
- Adobe Express(アドビ エクスプレス)
- Canva(キャンバ)
Illustrator(イラストレーター)
イラスト作成に最適なデザインツールとして広く知られているIllustratorは、プロ用としても使われています。
コツをつかめば、図形やテキストを組み合わせて初心者でもデザインを作成することが可能です。
また、イラスト入りのトートバッグにおすすめのプリント方法は、シルクスクリーンプリントです。
シルクスクリーンプリントは、インクをトートバッグに直接印刷する方法で、綺麗な仕上がりと耐久性があるためイラスト入りのデザインに適しています。
Photoshop(フォトショップ)
PhotoshopはIllustratorと並んで、本格的なデザイン作成ができるデザインツール。主に写真や画像の加工に特化しており、テキストの追加や装飾も可能な便利な機能もついています。
Photoshopで作成した写真入りのデザインにおすすめのプリント方法は、転写プリントです。
インクジェットプリンターでプリントしたデザインを専用の紙に転写し、それをトートバッグにプレスする方法であり、独特の質感を持っています。
Adobe Express(アドビ エクスプレス)
Adobe Expressは、IllustratorやPhotoshopを扱っているAdobe社が提供する画像加工アプリです。
豊富なテンプレートに、写真やテキストを編集するだけでおしゃれな画像を作ることができます。
もちろん、テンプレートなしでイチからデザインを作成することも可能です。
Canva(キャンバ)
デザイン初心者でも簡単に扱えるオンラインデザインツールです。
Instagramを利用したことのある方は、もしかしたらご存じかもしれません。テンプレートが豊富で、カスタマイズも簡単です。
デザイン制作ごと発注できる印刷業者に依頼する
実は、卒園記念品のトートバッグのデザインは印刷業者へ丸ごと依頼することも可能です。
例えば、園児の描いた手描きのイラストやデザインに使用したい写真さえ共有すれば、印刷業者が本格的なデザインをおこしてくれます。
デザインの制作から印刷まで一貫して頼める点は、忙しい方からするととてもありがたいですよね。
卒園記念品のトートバッグ制作ならwatasiino!!
今回は、卒園記念品におすすめなトートバッグの制作手順や似顔絵入り事例を紹介しました。
写真や似顔絵入りのトートバッグは、思い出に残ること間違いなしのアイテムです。とはいえ、オリジナルのトートバッグ作りはほとんどの人が初めてのはず。
まず何から始めればいいか、どの業者に頼めばいいか、デザインはどうやって作ればいいのか、分からないことだらけですよね。
そんな方こそwatasiino!!の利用がおすすめです。
watasiino!!はオリジナルプリント専門の印刷会社です。お子さんの手描きのイラストや写真さえあれば、デザイン作成から印刷までワンストップで対応いたします。
卒園記念品でオリジナルのトートバッグ制作を考えている場合は、ぜひwatasiino!!をご利用くださいね。