「おしゃれなユニフォームを作りたい」と思ったものの、漠然としたイメージしかなく、何から決めればよいのか迷っていませんか?
近年、飲食店のユニフォームはおしゃれなものが増えている印象を受けます。ユニフォームにはどのようなデザインがあるのか気になりますよね。
そこで本記事では、飲食店のおしゃれなユニフォームを紹介します。おしゃれなユニフォームのポイントや注文の流れなども解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
飲食店のおしゃれなユニフォームの条件
おしゃれだと感じるユニフォームは、以下のポイントを押さえているという共通点があります。
- スタイリッシュである
- 配色がよい
- 奇抜すぎない
次から詳しく解説します。
スタイリッシュである
スタイリッシュという言葉には「流行に合ったさま」「粋なさま」という意味があります。今の時代に合ったデザインだったり、そのお店の雰囲気やイメージにぴったり合ったりしていると、「スタイリッシュ」と感じるのではないでしょうか。
配色がよい
配色は、店のイメージを伝える要素の1つです。
色は、私たちが思う以上に人の心の働きに影響を与えているといいます。色のイメージで与える印象が変わるため、店のコンセプトに沿った色を選ぶことが重要です。
一般的な色のイメージを表にまとめました。
色 | イメージとよく利用される例 |
---|---|
赤 | 人間の情熱的興奮や刺激をもたらす。警戒心や注意力を促す。 飲食/キャンペーンサイトなど。 |
黄 | 明るさや希望を与える。 食品/スポーツサイトなど。 |
青 | 爽快感や冷静さを与える。 コーポレート/医療など。 |
緑 | 情緒の安定、安心感。身体を癒す。 アウトドア/飲食/環境など。 |
オレンジ | 楽天的な印象を与え、陽気に見せる。 飲食/キッズ向けサイトなど。 |
紫 | 高貴さや優雅さを表す。 ファッション/ジュエリー/占いなど。 |
黒 | 力強さ、高級感を与える。 車/ジュエリーなど。 |
白 | 純潔さや純真さを表す。 ニュース/EC/美容など。 |
色が与えるイメージにおいて、赤や緑、オレンジなどは、飲食に向いているといわれています。
奇抜すぎない
奇抜すぎないデザインも、おしゃれなユニフォームのポイントではないでしょうか。
奇抜なデザインはインパクトが大きく、印象に残りやすいメリットがあります。ただし、奇抜すぎると「このユニフォームを着て働きたい」と思ってもらえないかもしれません。
おしゃれなユニフォームを作りたいなら、デザインは慎重に考えましょう。
【カテゴリ別】おしゃれな飲食店のユニフォーム12選
ここでは、おしゃれな飲食店のユニフォームを、カテゴリ別に紹介します。
カフェ
カフェのエプロンは、特別な空間を演出する要素となります。デザインや色合いは、カフェの雰囲気に直接影響を与えるため、コンセプトに沿ったデザインを作りましょう。
カフェエプロンのプリント部分です。店名を大きくプリントしていますが、単色なので落ち着いた印象があります。
「マリメッコ」の期間限定カフェのエプロンです。鮮やかな色で、マリメッコならではの花柄が表現されています。柄がキャップとお揃いでおしゃれですよね。
レストラン
レストランの制服は、清潔感を大切にした、きちんとして見えるデザインがおすすめです。
ロゴ入りワークシャツのユニフォームです。ビールを提供するレストランのユニフォームで、レストランスタッフや醸造メンバーなど、全員が同じデザインを着用するようです。
日帰り温浴施設に併設されたレストランのユニフォームです。モノトーンですが、ギンガムチェック柄のため、クールすぎないデザインになっています。
和食店
和食店のユニフォームでは、和を重視した制服もおすすめです。着物タイプや作務衣などを選ぶと、和の雰囲気を出しやすいです。古風なカラーを選ぶと、和の雰囲気がより引き立ちます。
しゃぶしゃぶのお店のユニフォームです。着物風のトップスに長いエプロンを着用しています。着物風のユニフォームは、和食店ならではですね。
ラーメン店
ラーメン店の場合、Tシャツやポロシャツなど、ユニフォームにしたいアイテムを比較的自由に選べます。活気のある感じや、落ち着いた雰囲気など、店内の雰囲気に合わせたアイテム選びをしましょう。
キャップとセットのユニフォームです。黒地に文字のみのシンプルなデザインですね。店名のフォントに丸みがあり、柔らかい印象を与えます。
デニムのシャツとキャップのユニフォームです。ラーメン店のイメージを変えるユニフォームですよね。
パン屋(ベーカリー)
粉汚れが目立ちやすいパン屋さんは、白いユニフォームが人気です。シャツアイテムやエプロン、キャップなどとのセットもおすすめですよ。
コックシャツのユニフォームです。典型的な白いコックシャツは、ベーカリーのイメージそのものですね。
無地のコックシャツに、柄がお揃いのキャップとエプロンを組み合わせたユニフォームです。ストライプ柄がスタイリッシュです。
居酒屋
居酒屋のユニフォームは、機能性に優れた素材が人気です。吸水速乾などは、店内を忙しく動き回るスタッフにおすすめで、快適に着用できます。
居酒屋では定番の「帆前掛け」です。銘柄や酒蔵の名前が入ったデザインは、和食の居酒屋にぴったりですね。
厨房
厨房のユニフォームは前身頃が重なっている「ダブル」が典型的です。これは火傷の危険を減らす目的があり、熱に強いコットン素材がよく選ばれています。
黒のコックシャツです。名入れなどもないシンプルなアイテムで、クールな印象を与えますね。
その他
カテゴリは不明ですが、爽やかな色合いのユニフォームです。白と青の組み合わせは、クリーンで爽やかなイメージを与えます。エプロンと同じ色のネクタイもポイントですね。
参考:飲食店のユニフォームは、着こなしでおしゃれにするのもアリ
ユニフォームそのものがおしゃれであることはもちろんですが、「おしゃれに着こなす」のも1つの方法です。
ここでは、ユニフォームをおしゃれに着こなしている事例を紹介します。
ユニフォームはデニムのエンジニアコートで、好みのインナーを組み合わせたり、袖口をまくったりするなど、それぞれの着こなしで楽しんでいます。このエンジニアコートは、飲食店のほか、研究室や設計事務所などでも着用されているそうですよ。
飲食店のユニフォームを製作するときの流れ
飲食店のユニフォームを製作するときの流れについて紹介します。
1)ユニフォームのアイテムを決める
まずは、ユニフォームのアイテムを決めましょう。
飲食店のユニフォームといっても、さまざまなアイテムがあります。一例を挙げます。
- エプロン・前掛け
- ポロシャツ
- Tシャツ
- 割烹着
- スウェット
- コックコート
例えば、厨房ではコックコートやエプロン、ホールではポロシャツやTシャツなど、担当する業務によって選ぶアイテムも変わりますよね。
2)プリントデザインを決める
アイテムを決めたら、次にプリントのデザインを決めましょう。プリントのデザインに必要な要素は、次のとおりです。
- プリントしたい情報
- プリントを入れる場所と方法
- 色
まずは、プリントしたい情報です。例えば、店名や住所、モットーやオリジナルキャラクターなどがあります。お客様に伝えたい情報があれば、それを盛り込みましょう。
デザインを入れる場所は、アイテムにもよりますが、胸元や袖、背中が一般的です。エプロンであれば裾に入る場合もあります。また、刺繍にするかプリントにするかも合わせて考えましょう。
事業者でよく利用されているプリント技術について、簡単に解説します。代表的なプリント技術を表にまとめたので、参考にしてください。
印刷方法 | 特徴 |
---|---|
シルクスクリーン | ・使用する色ごとに版を作成し、色数分を重ねてプリントする技法 ・発注枚数が少ないと割高になりやすい ・金属やプラスチックなど、加工が難しいアイテムにもプリントが可能 |
インクジェット | ・生地に直接インクを吹き付ける技法のため、版は不要 ・複数のインクの色を組み合わせて表現するため、複雑なデザインや写真にも対応可能 ・小ロットでもコストを抑えやすい ・色落ちしやすい |
色数が少ないデザインであればシルクスクリーンがおすすめですし、凝ったデザインで作りたいのならインクジェットがよいでしょう。
また、事業者にデザインを提出する際は、オンラインでデータを送信するのが一般的です。作成したデザインを、事業者に指定されたファイル形式で保存して送信します。
デザインを考える際に注意する点は「著作権を侵害しないこと」です。著作権とは、文芸・学術・美術・音楽などの作品(著作物)に対して、無断でコピーされたり勝手に利用されたりしないよう、創作した人(著作者)の権利を保護するものです。
著作者が作ったキャラクターやロゴマークなどのデザインを許可なくに使うと、著作権侵害にあたります。パロディとしての利用も同様とみなされるため、おすすめしません。
飲食店のユニフォームは、店の宣伝を兼ねることもあります。パロディデザインではなく、オリジナルでデザインを作りましょう。
なお、自分でデザインを作るのが難しい場合は、デザイン作成から依頼できる事業者を選ぶことをおすすめします。簡単なイメージ図や写真があれば、本格的にデザインしてくれる事業者もありますよ。
3)事業者にオーダーする
デザインが決まったら、事業者にオーダーします。その際、見積もりや請求金額はきちんと確認しましょう。オーダーする際は、以下の点をチェックしてください。
- デザイン
- アイテム
- サイズ
- 数量
- お届け先
- 請求金額
- 割引の適用
事業者を決めるときは、価格やデザインデータの保管期間がポイントになります。
飲食店のユニフォームの場合、ある程度の枚数をまとめて注文する場合もあるので、まとめ割のようなサービスがあるとお得になるでしょう。
また、作成したデザインデータを長期間保管してくれる事業者もおすすめです。飲食店はスタッフの入れ替わりや衛生面から、継続して注文するケースが多いです。
ほとんどの事業者が、デザインデータを長期保存してくれますが、一定期間利用がないと破棄されてしまうこともあります。
そのため、デザインデータをできるだけ長期で保存してくれる事業者を選びましょう。
「watasiino!!」なら、おしゃれなデザインの作成も依頼して飲食店のユニフォームを制作できる◎
おしゃれなユニフォームを作りたいなら、「watasiino!!」に相談してみませんか。
「watasiino!!」では、簡単な手書きのデザインイメージや写真があれば、専門のデザイナーがハイクオリティーなデザインを作成いたします。
お店のロゴやイメージカラーを入れたデザインや、従業員全員で着用するのにぴったりなデザインを提案いたします。刺繍とプリントを併用した加工も可能です。
また、前掛けをユニフォームとして製作したい場合、看板のデザインや名刺に印刷されているロゴから、前掛け・エプロンのデザインに起こすこともできますよ。
「watasiino!!」は自社工場を持つため、短納期での納品が可能。「急ぎでユニフォームが欲しい!」に対応します。
さらに、「watasiino!!」ではTシャツ・カフェエプロン・前掛けなどさまざまなアイテムを取り扱っています。実際にサイトを見ながらどのユニフォームにするかご検討ください。