プレゼント用の名前入りエプロンの製作方法まとめ。相手別の選び方のコツも紹介

プレゼント用名入れエプロンのアイキャッチ

名前入りのエプロンをプレゼントできたら、「特別感が出て、喜んでもらえるのでは」と思う方も多いでしょう。

そこで今回は、名前入りエプロンの作り方や、刺繍・プリントなどの加工方法について解説します。プレゼントするシチュエーション別に、デザインの選び方や実際の製作事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

名前入りのエプロンをプレゼントする魅力

名前入りエプロンを贈りものにする魅力として「特別感」があります。

普段何気なく使うエプロンですが、自分の名前が入るだけで「世界にひとつしかない特別なエプロン」になります。自分だけの専用エプロンを身に着ければ、「がんばるぞ!」という気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。子どもから親へ、大切なパートナーへなど日ごろの感謝を伝えられるアイテムです。

また、保育園や幼稚園、介護施設などエプロンを仕事で使う場面では、名前入りエプロンは子どもや利用者に名前を覚えてもらうきっかけになるかもしれません。

エプロンへの名前入れは、どんな加工方法がある?

エプロンへの名前入れには、次のような加工方法があります。

  • 刺繍
  • プリント
  • ワッペンを付ける

次から具体的に解説します。

刺繍

刺繍は、立体感や高級感の出る加工です。使い込んでも、色落ちしにくく堅牢性の高い名入れ方法でもあります。

ただし、加工サービスを利用するなら、刺繍の範囲が広くなればなるほど加工料金が高くなる可能性があります。また、複雑なデザインを反映させたい場合は向きません。

プリント

プリントはデザインの自由度が高い加工方法で、複雑な絵柄や写真のプリントにも対応できます。ただし、繰り返しの洗濯で色落ちする可能性があります。

プリントの種類は主に「インクジェット印刷」「シルクスクリーン印刷」「昇華転写印刷」の3種類です。この3種類のプリントの特徴をまとめました。

プリント方法概要
インクジェット印刷・インクを生地に直接吹きかける方法
・フルカラープリントが可能
シルクスクリーン印刷・デザインに合わせた版を作り、版画のように印刷をする方法
・色ごとに版作成が必要になるため、色数が増えるほど費用がかかる
昇華転写印刷・専用のシートに印刷したデザインを、熱プレスで転写する方法
・フルカラープリントが可能
プリントの種類と概要

インクジェット印刷や昇華転写印刷は、細かいデザインに向くため「写真プリント」や「グラデーション」などがおすすめです。版の作成も不要で、少ない枚数でも費用をかけずに発注できますよ。

シルクスクリーン印刷は、1色ごとに版を作成するため、色数が多ければ多いほど費用がかかります。作る枚数が少ない場合は割高になってしまうので、大量に同じデザインのアイテムを製作したい方におすすめです。

ワッペンを付ける

ワッペンを別途製作して、それをエプロンに付ける方法です。ワッペンなら、直接加工を施すのが難しい場所にも付けられますし、あとから付ける場所を決められるので、ワッペンが完成してからエプロンを決めることも可能です。

ワッペンの種類は、「刺繍ワッペン」「プリントワッペン」「フェルトワッペン」の3種類です。特徴を表にまとめました。

ワッペンの種類特徴
刺繍ワッペン・デザインを刺繍で施すワッペン
・クロス生地がおすすめ
プリントワッペン・土台生地にデザインをプリントして作るワッペン
・ツイル生地がおすすめ
フェルトワッペン・フェルト生地のワッペン
・フェルトの風合いを生かす仕上がりになる
ワッペンの種類と特徴

ワッペンは、アイロンで付けるタイプと、手縫いで縫い付けるタイプがあります。

アイロンワッペンは、その名のとおりアイロンで簡単に付けられますが、洗濯を繰り返すことではがれやすくなったり、熱に弱い生地には接着できなかったりします。

手縫いで付けるワッペンは、縫い付ける手間がかかりますが、ワッペンがはがれにくいメリットがあります。

エプロンの素材や、利用するシーンに合わせて選べるとよいでしょう。

プレゼント用のエプロンに名前を入れる方法

プレゼント用のエプロンに名前を入れる方法は、以下のとおりです。

  • 自分で加工する
  • 名入れサービスへの持ち込み
  • エプロンも込みでオーダーする

次からメリットデメリットなどを含めて、詳しく解説します。

自分で加工する

自分で、刺繍やプリントなどを施します。色やデザインなど、すべて自分で決められるため、自由度は比較的高い方法です。

刺繍であれば針と糸があればできますし、プリントであれば転写シート、プリンター、パソコン、アイロンがあれば加工ができます。

ただし、自分で加工すると手作り感が出やすいことや、耐久性に欠けることがデメリットとなるでしょう。

名入れサービスへの持ち込み

あらかじめ用意していたエプロンを事業者に持ち込み、名入れ加工だけを依頼する方法です。

加工の工程を事業者に依頼できるので、クオリティは格段にアップします。ただし、エプロンの持ち込み加工を受け付けていない事業者もいるので、事前に確認が必要です。

持ち込む際に注意する点は、以下のとおりです。

  • 持ち込み手数料をとられる場合がある
  • 加工を断られる場合がある
  • 未使用品のみ受け付けている
  • 加工に失敗しても原則として弁償してもらえない

また、以下の場合は加工ができない可能性があります。

  • 撥水加工がされている
  • すでに刺繍やプリントが入っている
  • ビニール製品
  • 熱で変色、変形しやすいもの
  • 限定商品や高額商品

エプロンの場合はコットン素材が多いため、加工を断られることは少ないと思いますが、持ち込みで依頼したい場合は、対応可能か事業者に確認しましょう。

エプロンも込みでオーダーする

エプロンからオーダーし、すべてオリジナルで作る方法です。名前入れのデザインだけでなく、エプロン本体のデザインから作れるため、比較的自由に作れます。

贈る方の環境やイメージに近いエプロンを自由に作れるうえに、デザインもオリジナルで作成できるので、その人のためだけの特別なエプロンを作ることができます。

エプロンに入れる名前のデザインの種類

エプロンに名前を入れる場合、「ロゴ」や「文字のみ」などのデザインがあります。ここでは、デザインの種類について詳しく紹介します。

文字のみ

文字のみの名入れは定番で、ネーム刺繍と呼ばれることもあります。シンプルなデザインで、シーンを選ばず使えるでしょう。

文字のみの名入れを選択する場合は、生地との色の相性やフォント、文字の大きさなどを決めます。

また、漢字やアルファベット、イニシャルやフルネームなど、どのような雰囲気で文字入れをするかも考えましょう。

ロゴ

ロゴとは「図案化・装飾化された文字や文字列」のことです。文字のみのデザインより、その人をイメージしたデザインが作りやすくなりますよ。

例えば、コーヒーが好きな人へコーヒーカップのイラストを添えたり、保育士なら名前にスマイリーマークを並べたりと、贈る相手に向けてオリジナルのロゴを作るのもおすすめです。

ロゴも文字と同じく、ワンポイントか大きく加工を施すのかで印象が変わります。エプロンをいつ使って欲しいのか、贈る相手はどのような雰囲気が好みなのかなどを想像しながら、デザインを作成してみましょう。

プレゼントするシチュエーション別のエプロンの選び方

プレゼントするシチュエーション別に、エプロンの選び方やデザインポイントを解説します。また、実際の製作事例も紹介しますね。

母の日のプレゼント

プレゼント用エプロン1

母の日のプレゼントの場合は、母の好みを汲んだデザインがおすすめです。好きな色や好きな柄、好きなキャラクターがあればそれもおすすめです。

父の日のプレゼント

プレゼント用エプロン2

父の日のプレゼントの場合は、カーキやネイビーなどの落ち着いた色のエプロンがおすすめです。また、シンプルなデザインは、男性でも使いやすいため人気ですよ。

還暦祝いのプレゼント

プレゼント用エプロン3

還暦祝いの場合は、赤いエプロンがおすすめです。還暦祝いでは定番の「赤」ですが、魔除けや厄除けの意味があります。

夫婦へのプレゼント

プレゼント用エプロン4

夫婦へのプレゼントは、おそろいのデザインがおすすめです。まったく同じデザインもよいですが、製作事例のような、ペアで意味を成すデザインもおもしろいですよ。

また、女性は一般的な胸当てエプロン、男性はショートエプロンと、形を変えて贈るのもよいでしょう。

男性へのプレゼント

プレゼント用エプロン5

男性へのプレゼントの場合は、先ほども紹介したショートエプロンがおすすめです。カフェで見るようなオシャレなエプロンなので、普段エプロンを使う機会の少ない男性へ贈る場合にもおすすめですよ。

普段から料理をする方に贈る場合は、服の汚れを防いでくれる胸当てエプロンがよいでしょう。

子どもへのプレゼント

プレゼント用エプロン6

子どもへのプレゼントの場合は、上からかぶるタイプのエプロンがおすすめ。また、名前や好きなモチーフが大きく入っていると自分のエプロンであると認識しやすく、喜んでくれるでしょう。

赤ちゃんへのプレゼント

プレゼント用エプロン7
プレゼント用エプロン8

赤ちゃんへのプレゼントは、スタイ(よだれかけ)で製作するのがおすすめです。エプロンとは異なりますが、出産祝いにも喜ばれるアイテムです。

名前や誕生日などをデザインにすれば、特別感も増しますよ。

保育士など、仕事で使う用のプレゼント

プレゼント用エプロン9

保育士など仕事で使う際のプレゼントは、その場にあったエプロンを用意しましょう。普段どのようなものを使っているのか聞いてみるのもおすすめです。

なお、一般的に保育士が使うエプロンは「かぶって着るタイプ」が多く、前面だけでなく側面や背面もカバーしてくれます。

エプロンへの名前入れサービスの価格は?

エプロンへの名入れサービスの価格の一例を、加工方法ごとに表にまとめたので参考にしてください。

刺繍価格
ネーム刺繍7文字まで:319円(税込み)
14文字まで:440円(税込み)
21文字まで:550円(税込み)
※1.5cm角の場合
ロゴ刺繍最小:1cm×1cm 440円(税込み)
最大:7cm×4cm 770円(税込み)
8cm×5cm以上は別途見積もりが必要
※型代3,300円~
名入れサービスの刺繍加工の価格

刺繍加工の場合は「商品代+刺繍加工代」が基本的な料金です。ロゴ刺繍の場合は、追加で型代が発生することがあります。

また、複数の色を使いたい場合は、何色までなら依頼できるかを確認しましょう。色数が多すぎると、追加料金が発生する場合があります。

プリント価格
シルクスクリーン印刷【1箇所】
1色 319円~440円(税込み)
2色 440円~550円(税込み)
3色 550円~660円(税込み)
※別途版代7,150円~(初回のみ)
昇華転写印刷10cm×10cm以内 1,079円(税込み)/枚
21cm×30cm以内 1,206円(税込み)/枚
35cm×45cm以内 1,333円(税込み)/枚
インクジェット印刷【白塗りなし】淡い色の生地の場合
990円~1,650円(税込み)

【白塗りあり】濃い色の生地の場合
1,650円~2,640円(税込み)
※1枚~5枚の場合
名入れサービスのプリント加工の価格

シルクスクリーンは色数が多くなると料金も高くなりますが、インクジェット印刷は何色使っても価格は変わらない傾向にあります。

安く済ませるコツはある?

価格を抑えるには、割引サービスを利用するのがポイントです。例えば、枚数が多ければ多いほど割引になるサービスや、最短での納品を希望しない場合に利用できる割引サービスなどがあります。

また、事業者によっては、曜日ごとに割引するアイテムが決まっていたり、午前中までの注文で割引をしたりとさまざまなサービスを用意しているケースもあります。

利用したい事業者の割引サービスをチェックすると、お得な発注方法が見つかるかもしれません。

名前入りのエプロンをプレゼントするなら、watasiino!!におまかせ◎

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自社工場を持つため、縫製から仕上げまでワンストップで製作可能。短納期での納品にも対応します。

また、持ち込み加工にも対応していますし、エプロン本体を一からデザインして名入れをすることも可能です。刺繍とプリントどちらにも対応しているうえ、併用して加工できるので、幅広いデザインの希望に沿えますよ。

大切な方への贈りものに、特別なエプロンを製作したいと思ったら、ぜひwatasiino!!にお問い合わせください。

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