高品質なオリジナルパーカーの作り方。生地選びや刺繍などのポイントも解説

高品質なオリジナルパーカーのアイキャッチ画像

「高品質なオリジナルパーカーはどうやって作ればよいのだろうか」とお悩みの方に向けて、品質のよいオリジナルパーカーの製作について解説します。

生地の選び方やデザイン作成、加工方法のポイントについても紹介します。高品質なオリジナルパーカーを作りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

そもそも高品質なパーカーとは?

高品質なパーカーは、以下の項目を満たしていると考えられます。

  • 型崩れしにくい
  • 毛玉になりにくい
  • 着心地がよい
  • 肌触りがよい

「型崩れが少ない」「毛玉になりにくい」などを満たしていると、生地のダメージが少なく、長く着用できます。また、着心地や肌触りがよいパーカーは違和感なく着られるため、品質がよいと感じるでしょう。

素材や洗濯方法の違いなどによっても品質は変化しますが、生地が丈夫で、見た目の劣化が少なく、着ていて違和感のないものが高品質なパーカーであるといえるのではないでしょうか。

高品質なオリジナルパーカーの作り方

高品質なオリジナルパーカーの作り方を解説します。

高品質なパーカーを取り扱うサービスを利用する

まずは、高品質なパーカーのブランドを取り扱っているサービスを利用する方法です。事業者側が用意するパーカー・ブランドの中から選ぶ方法で、人気のブランドがいくつかあります。

オリジナルパーカーで使用される人気ブランドは、以下の5つです。

  • UnitedAthle(ユナイテッドアスレ)
  • Printstar(プリントスター)
  • LIFEMAX(ライフマックス)
  • TRUSS(トラス)
  • GILDAN(ギルダン)

それぞれのブランドがこだわりを持ち、品質のよいアイテムを提供しています。

依頼する事業者に上記ブランドの取り扱いがあれば、ぜひ利用してみてください。

ユニクロのオリジナルパーカーの品質は?

「UTme!」を利用すれば、ユニクロでオリジナルパーカーが作れます。アプリやオンラインから手軽にオリジナルアイテムが作れるサービスですが、選べるパーカーの種類やカラーは多くありません

パーカーは店頭販売されているので、品質が気になる方は店舗で確認してみるのもよいでしょう。

ユニクロのオリジナルパーカーについては、こちらを参考にしてください。

高品質なパーカーを購入し、オリジナル加工サービスに持ち込む

次に、高品質なパーカーを購入してから、オリジナル加工サービスに持ち込む方法です。事前に気に入ったパーカーを購入しているので、品質への不安は解消されていますよね。

ただし、事業者によっては持ち込みに対応していないケースもあります。まずは、持ち込み加工に対応しているかどうかを確認しましょう。

持ち込みで加工サービスを利用する際、注意したい点は以下のとおりです。

  • 持ち込み手数料がかかる場合がある
  • 加工可能か事前に確認する必要がある
  • 持ち込んだあとに断られる場合がある
  • 未使用品のみに対応している
  • 万が一、加工ミスがあっても弁償してもらえない

刺繍やプリントの加工が可能であるかどうかは、実物や写真を見てチェックしてもらいます。場合によっては加工を断られるケースがあることも念頭に置いておきましょう。

また、以下の場合は加工できないことが多いようです。

  • 着用済みのもの
  • 皮革製品
  • 撥水加工されているもの
  • 特殊形状のもの
  • プリントや刺繍がすでに入っているもの
  • 熱で変色や変形しやすいもの

すでにプリントや刺繍が入っていたり、撥水加工がされていたりすると、受け付けてもらえない可能性が高くなります。一般的なパーカーであれば問題ないと思いますが、不安であれば事前に相談してみましょう。

高品質なオリジナルパーカーを作るためのポイント1)生地の選び方

まずは、生地の特徴と選び方について解説します。

スウェット

パーカーとしてよく使われる生地です。コットン素材を平編みにして作られた生地で、滑らかな表面が特徴の1つです。

生地の裏面は表面とは異なり、タオルのような起毛ができているのも特徴的です。繊維を毛羽立たせるように仕上げているため、柔らかくふわふわした触り心地が続きます。保温性が高いのもスウェット生地の魅力です。

また、伸縮性に優れるため快適に着用でき、「アクティブに動きたい」「リラックスして過ごしたい」といったどちらのシーンにも適しているでしょう。

ポリエステル

ポリエステルは、石油を原料として作られる化学繊維です。適度な厚みを持つため、軽くて丈夫です。

合成繊維は熱に弱いという難点がありますが、ポリエステルは比較的熱に強く、直射日光による劣化もそれほど起こりません。

また、型崩れやしわができにくいのも特徴の1つです。比較的リーズナブルな価格で購入できて、取り扱いが楽であることもポリエステルの魅力でしょう。

パーカーには向かない生地は?

基本的にパーカーに向かない生地は少ないですが、繊細な生地、伸縮性がない生地は、パーカーに向かないといえます。

例えば、シルクや麻です。シルクは、摩擦や水に弱く、特にアクティブに動きたい場合には向きません。麻は強くて丈夫ですが、伸縮性がありません。アクティブなシーン、リラックスしたシーンの、いずれにも向かないでしょう。

動きやすさや着脱のしやすさに影響するため、パーカーの生地にはある程度の伸縮性があるとよいです。

高品質なオリジナルパーカーを作るためのポイント2)デザイン作成

次にデザインを作成する際のポイントについて紹介します。

  • パーカーの種類を決める
  • デザインのテーマや要素を決める
  • 著作権に注意する

次から詳しく解説しますね。

パーカーの種類を決める

パーカーには大きく分けて「プルオーバー」と「ジップアップ」の2種類があります。プルオーバーは着脱するためのファスナーがなく、頭からかぶって着るタイプなので、前見頃全面にデザインを入れることができます。

一方、ジップアップは前見頃にファスナーが付いているため、全面ではなく胸元や背面にデザインを入れることができます。

用途やデザインのテーマなどに合わせて、どちらにするか決めましょう。

また、パーカーの形を決めたあとは、生地やオンス(生地の厚み)、色などもある程度決めておくと、デザインを考える際にスムーズになるでしょう。

「オンス」とは生地の厚みを指し、数値が大きくなるほど生地は厚くなります。

春や秋に最適なのは7オンス以下、冬に最適なのは10オンス以上です。生地の厚みによって防寒性が変わるため、着用する季節や用途に合わせて選びましょう。

デザインのテーマや要素を決める

次にデザインのテーマや要素を決めます。

まずは、用途を決めます。作るパーカーの用途には、普段着、イベント、プレゼントなど、さまざまあるでしょう。それぞれの用途に合ったデザインを考えます。

用途とデザインに役立つポイントを、表にまとめました。

用途ポイント
部屋着・自分の好きな色や雰囲気を重視する
イベント・イベント名やロゴをデザインに取り入れる
・イベントのテーマカラーを取り入れる
プレゼント・プレゼントする相手の所属先(学校や部活など)のロゴを入れると記念品になる
・思い出の写真やイニシャルなどは特別感が出る
パーカーの用途とデザインに役立つポイント

用途が決まったら、デザインの要素を決めます。要素には、文字・写真・イラスト・ロゴがあります。

文字を入れる場合は、デザインに使用する言葉や文章、フォントやフォントサイズなどを細かく決めます。

写真を使用する場合は、お気に入りの写真をそのままデザインにできます。かわいがっているペットや好きな風景など、候補にしたい写真は幅広くあるでしょう。

イラストを入れる場合は、シンプルな線画にするのか、色数の多いポップなイラストにするのかなど、イラストのタッチによって雰囲気に変化をつけやすくなります。子どもが描いたイラストをデザインにするのも素敵ですね。企業やチームのロゴマークを入れれば、ユニフォームとしても利用できます。

もし「デザインを考えるのが苦手」「おしゃれなデザインが思いつかない」という場合は、デザイン作成から依頼できる事業者に頼ってみましょう。「watasiino!!」では、簡単なラフ画やイメージ画さえあれば、プロのデザイナーが本格的なデザインを作成いたします

著作権に注意する

著作権とは「著作物」を創作した「著作者」に付与される法的な権利です。「著作物」には、小説や論文、音楽やダンス、絵画、写真、動画、アニメ作品など、「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と著作権法で定義されています。

著作者の許可なく著作物を使用すると「著作権の侵害」にあたり、懲役や罰金などのペナルティが発生するおそれがあるでしょう。

著作物を無断で使用しない、商用目的でない場合でもオリジナルのデザインを作るなど、著作権には注意してください。

高品質なオリジナルパーカーを作るためのポイント3)加工方法の選び方

最後に加工方法の選び方を紹介しますね。

刺繍

刺繍は、立体感や高級感を出せる加工です。使い込んでも色落ちしにくく、堅牢性の高いデザインといえます。

ただし、刺繍の範囲が広くなればなるほど加工料が高くなる可能性があります。また、複雑なデザインには向きません。

プリント

プリントはデザインの自由度が高い加工方法で、複雑な絵柄や写真にも対応できます。

プリントの主な種類は、「インクジェット印刷」「シルクスクリーン印刷」「昇華転写印刷」「DTFプリント」の4種類です。各種の特徴をまとめました。

プリント方法特徴
インクジェット印刷・インクを生地に直接吹きかける方法
・フルカラープリントが可能
・耐熱性・耐水性・耐光性に優れる
・化学繊維にはプリント不可
シルクスクリーン印刷・デザインに合わせた版を作り、版画のように印刷する方法
・色ごとに版作成が必要になるため、色数が増えるほど費用がかかる
・堅牢度が高く、洗濯にも強い
・使用できる色の最大数が決まっている
・化学繊維や綿へのプリントが可能
昇華転写印刷・専用のシートに印刷したデザインを、熱プレスで転写する方法
・フルカラープリントが可能
・ポリエステルのみにプリント可能
DTFプリント(オンデマンド転写)・特殊な転写フィルムを熱プレスでプリントする手法
・鮮やかで滑らかな質感を出せる
・細かいデザインにも対応できる
・化学繊維や綿へのプリントが可能
プリントの主な種類と特徴

インクジェット印刷や昇華転写印刷、DTFプリントは、細かいデザインに向くため、写真プリントやグラデーションなどがおすすめです。版の作成も不要で、パーカーの製作枚数が少ない場合でも費用をかけずに発注できますよ。

シルクスクリーン印刷は、1色ごとに版を作成するため、色数が多ければ多いほど費用がかかります。パーカーの製作枚数が少ない場合は割高になってしまうので、大量に同じデザインで製作したい方におすすめです。

高品質なオリジナルパーカーの製作手順

オリジナルパーカーの製作手順を紹介します。

1)土台のパーカーを用意する

まずは、土台のパーカーを用意します。土台のパーカーを用意する方法は、次の2通りに分かれます。

  • 事業者が取り扱うパーカーから選択する
  • 自分で気に入ったパーカーを用意する

事業者が取り扱うパーカーから選択する場合は、生地やサイズ、色などを決めていきます。

2)デザインや加工方法を決める

自分でデザインを作成したら、加工方法を決めます。

前述したデザインの加工方法を参考に選びましょう。もし迷ってしまったら、事業者に相談するのもおすすめです。

また、デザインはデータ送信するケースが多いので、事業者から指定されたデータ形式で用意しておくとスムーズに送れますよ。

自分でデザインを作成していて悩んでしまった際には、簡単なラフ画やイラストからデザインを起こしてくれるサービスを提供している事業者を利用するのもよいでしょう。「おしゃれなデザインが思いつかない」というときにおすすめです。

3)発注する

土台のパーカーとデザイン、加工方法が決まったら発注します。

見積もりや注文内容に間違いがないか、しっかり確認しましょう。最終確認を行い、住所や支払い方法を入力したら、あとは完成したパーカーが届くのを待ちます。

高品質なオリジナルパーカーの製作なら「watasiino!!」におまかせ◎

高品質なオリジナルパーカーを作りたいなら、「watasiino!!」に相談してみませんか?

「watasiino!!」では、無地のパーカーにデザインや加工を施すことも、持ち込みのパーカーに加工することも可能です。

「watasiino!!」では、デザイン作成の段階から丸投げOK。ワンストップで簡単に製作できるので、手軽に高品質なパーカーを手に入れることができます。

また、学校や企業、チームなどの単位での、大口の注文にも対応。もちろん1枚からの注文も受け付けています。さらに、自社工場を持つため、短納期での納品も可能。急いで用意したいときにも安心です。

創業20年の実績を持つ「watasiino!!」で、高品質なオリジナルパーカーを作ってみませんか?

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