暖簾(のれん)の付け方はさまざま!暖簾棒など必要なアイテムについても紹介

暖簾(のれん)の付け方はさまざま!暖簾棒など必要なアイテムについても紹介

はじめて暖簾を取り付ける方は、専用の器具を買う必要があるのか、突っ張り棒のようになっていて簡単に設置できるのか、いまいちピンとこないと思います。

この記事では、暖簾の取り付け方について詳しく解説していきます。設置パターンに応じた必要アイテムや取り付け事例、更に取り付ける際の注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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正しい暖簾の掛け方はある?

実は、飲食店などの店先に設置された暖簾を観察してみると、暖簾受けの取り付け方や暖簾の掛け方がお店によって全然違うことがわかります。

暖簾受けを壁に取り付けているケースもあれば、ホームセンターなどにあるフックを天井から吊り下げているケースもあります。

このようにしてみれば、いわゆる「正しい付け方」はないに等しいと考えることができますね。

暖簾の取り付け方の種類と事例

正解はありませんが、暖簾の付け方にはいくつかパターンがあります。多いのが、以下の3つです。

  • 暖簾掛けを使う
  • 突っ張り棒を使う
  • フックやリングなどの金具を使う

具体的な取り付け方と、それぞれの設置事例をご紹介しますね。

暖簾掛けを使った暖簾の取り付け方

オーソドックスなのが、暖簾掛けと呼ばれる暖簾(棒)を上部から掛けるだけで設置できるようにする器具をあらかじめ備える方法です。

ビスで固定された暖簾掛けにひっかけるだけなので着脱が容易で、店先の設置ではオーソドックスな方法です。ほかの方法に比べて見栄えがよく、金属製や木製などいろいろな種類があるので、店の雰囲気に合うものを選ぶことができます。

また、暖簾掛けは天井に付けるタイプと壁に付けるタイプとがあります。形状も違うため、誤って購入するとたいへんです。

<事例>

突っ張り棒を使った暖簾の取り付け方

壁や天井に穴を空けない方法として、突っ張り棒で暖簾を取り付ける方法も考えられます。お店での設置方法というよりは、家庭の玄関などに取り付ける方法としてよくあるパターンですね。

ずれやすいこと、安っぽくみえやすいことなどデメリットがあるので、少しでも本格的に取り付けるのなら、暖簾掛けを買ったほうがよいかもしれません。

<事例>

金具を使った暖簾の取り付け方

フックやリングなど、暖簾専用ではない金具を使って設置しているケースも散見されます。

じょうずに設置しなければ見栄えが少し悪くなるものの、選択肢が多く自由度の高い方法なので、コスト感や安定性を考えると検討の余地があります。

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日除け暖簾などは重石を使うケースも

日除け暖簾など、上部だけでなく下部も固定し、斜めにかける暖簾もありますよね。

そういった暖簾は、下に重石(おもし)を設置します。この設置方法の場合、中に日光が入る量を調整できること、強い風でも飛ばされにくいことなどのメリットがあるので、店先への設置を考えている方は検討してもよいでしょう。

暖簾の取り付けに使うアイテム

前章でも少し触れましたが、暖簾は取り付け方によって必要なアイテムが異なります。ここで一覧形式で暖簾設置に用いられるアイテムをご紹介しますので、設置の際に参考にしてくださいね。

暖簾棒

暖簾棒は、暖簾を付ける上で欠かせないアイテムで、木製や竹製のもの、スチールポールなど種類が豊富です。

ホームセンターなどでも売られていますが、サイズによっては特注しなくてはならず、それによってコスト感が変わってきます。数千円から数万円と、選択する暖簾棒によって幅があるので気をつけるとよいでしょう。

ちなみに、オリジナル暖簾をオーダーできる「watasiino!!」では、自然素材の風合いが和風の店舗によくマッチする「黒竹」、リーズナブルで丈夫な「和風のれん棒」など、制作した暖簾に合った暖簾棒を一緒に購入できます。そういった特典も暖簾を買う時の判断材料にするとよいですよ。

突っ張り棒(使う場合のみ)

突っ張り棒を使う場合は、長さ・太さ・耐重量がポイントです。

突っ張り棒の長さを選ぶ際は、暖簾のサイズの確認が重要です。家庭のドアに設置するのであれば、一般的な幅は80~85cmなので、それに合うものを選びましょう。

太さに関しては、本格的な暖簾であれば直径6cmや8cmなどの規格がありますが、自作の暖簾などであれば棒のほうに合わせて調節するのがよいかもしれません。

暖簾の重さは、長さや生地の厚さによって違いますが、一般的な突っ張り棒の耐重量で問題ないことが多いでしょう。

暖簾掛け(暖簾受け)

前述の通り、しっかりとした暖簾の設置を検討している場合は、暖簾掛けが必要です。材質や形状の選択肢が非常に多いので、好みのものを選択しましょう。

材質 金属・木・竹など
設置場所 天井・壁
形状 吊り下げ・上置き・リングなど

一般的な暖簾掛けは、ビス穴が空いており、位置を合わせてビスで止めるだけで簡単に設置できます。もしかすると、飲食店などの暖簾掛けであっても、DIYレベルで取り付けられるかもしれません。

また、家庭向けのものなら、フックタイプのものや裏面のテープを剥がすだけで使用できるタイプもあります。

金具(使う場合のみ)

サビにくいステンレス製のフックが一般的です。暖簾棒をひっかけられるような「U型」や「J型」がよいでしょう。

重石

暖簾設置用の重石は、暖簾の押さえだけでなくシートを固定する際にも使用することができます。

持ち手が付いていることが多く、安定感があるのが特徴です。上部に付いているフックに紐をかけることで、日除け幕を設置できます。

重石は以下のような素材・デザインで作られることが多く、意外と種類があります。

  • コンクリート
  • レンガ
  • 御影石

暖簾を取り付ける際の注意点

暖簾の設置方法はさまざまで、設置の際にはいくつか気をつけたいポイントもあります。

横ズレには暖簾ストッパーを使う

暖簾が風で片方に寄ったり飛んでいったりしてしまうのを防ぐためには、ストッパーを使うのがおすすめです。

クリップ状になっていて比較的簡単に取り付けられるストッパーもあるので、検討してもよいでしょう。

暖簾が適切な長さになるようにする

ポイントは3つです。

  • 意図した見え方になっているか
  • 暖簾の下端が地面すれすれではないか
  • くぐりやすい高さに設置されているか

暖簾は、長すぎても短すぎても見栄えや機能性が悪くなります。意図したように設置できるよう、暖簾掛けの高さや暖簾の長さは慎重に選びましょう。

暖簾の余計な落下を防ぐ

大前提として、簡単に落下しないような作りにしなければなりません。きちんとした暖簾掛けを使っていれば大丈夫ですが、自作する場合などは要注意です。

その上で、取りはずしが容易なこともポイントです。飲食店の場合は、閉店時間に暖簾を撤去することも多いはずです。暖簾の位置がスタッフの身長に対して高い場合は、取りはずしの棒などでひっかけるだけで簡単にはずせるような作りにしましょう。

お店の雰囲気に合うオリジナルの暖簾はwatasiino!!で制作するのが◎

暖簾の掛け方や種類はさまざまあり、目的や用途によって必要なアイテムも変わります。取り付ける場所や商品のメリットも事前に確認した上で、自分に合ったものを選びましょう。

オリジナル暖簾の制作を検討している方は、価格だけでなく、サイズを自由に選べるか、フルカラーデザインの印刷にも対応しているかなどを基準に選ぶのをおすすめします。

「実際にデザインの話を始めてから制作不可であることがわかった」なんてこともあるからです。

watasiino!!なら、サイズや色が自由なだけでなく、デザインも手書きのラフから本格的なものを無料制作できます。

また、自社で暖簾掛け(白木暖簾かけ)の製造もしているので、外装や雰囲気に合わせて塗装もできます。

ぜひ利用をご検討くださいね。

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