ユニクロ(UTme!)自分でデザインする方法。製作事例も紹介

ユニクロ自分でデザイン

大手アパレルブランドのユニクロが提供する「UTme!」。

デザインの知識がなくても簡単に自分でデザインしたオリジナルのTシャツやトートバッグなどのアイテムを作ることができるサービスです。

この記事では、「UTme!」のサービスの特徴や、アプリを利用したデザイン作成のステップを解説します。

デザイン作成の際に注意したい著作権や、デザインの審査落ちについてもお伝えするので、「UTme!」でオリジナルアイテムを作ってみようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ユニクロ「UTme!」は自分でデザインできるサービス

ユニクロが提供する「UTme!」は、Tシャツをはじめとしたオリジナルデザインのアイテムを自由に作成することができるサービスです。

好きな写真やイラストをアップロードしたり、テキストを記入したりするだけで、デザインが作成できるので、デザインの専門知識やデザインツールを使いこなすスキルがなくても、簡単にオリジナルデザインを作ることができます

さらに、UTme!独自のキャラクタースタンプを使ったり、作ったデザインを加工したりする機能もあります。

UTme!では、ウェブサイトか専用アプリのどちらかでデザインを作成します。

アプリを使うにはスマートフォンやタブレットにアプリをインストールする必要がありますが、ウェブサイトよりも使える機能が多いため、デザインを作成をするならアプリがおすすめです。

自分でデザインしたものは出品も可能

アプリで作成したデザインTシャツは、UTme!のマーケットで販売することもできます。

自分がデザインしたTシャツが売れた場合は、出品時に設定する出品料が報酬として支払われます。

マーケットに出品したTシャツは「UTme!」ユーザーなら誰でも購入できます。

Tシャツが売れたときの手続きや、商品の発送もすべてユニクロが行うので、面倒な手間もかかりません

ユニクロ「UTme!」で使用可能なデザイン

ここでは、UTme!で使用できる5種類のデザインを紹介します。

UTme!を使いこなして、すてきなデザインを作成してくださいね。

キャラクタースタンプ

ユニクロスタンプ、コラボスタンプから選べます。

コラボスタンプには、ディズニーやすみっコぐらし・サンリオ・スヌーピーなどのメジャーなキャラクターもあり、スタンプを使ってデザインを作れます。

ただ、一部のスタンプはTシャツ1枚ごとに使用料が必要となります。

また、スタンプによっては使用できるエフェクトや機能の組み合わせが異なるので注意しましょう。

ペイント

カラーパレットから色を選び、絵の具機能で自由に絵を描くことができます。

カラーパレット内の1色のみで描くことも、パレット内の色を1筆ごとに変更することもできます。

ウェブでは使えず、アプリのみ使用できる機能です。

写真

写真を撮って使用したり、端末の中の画像を取り込んだりしてデザインすることができます。

自分で撮影した写真でも、著作権・特許権・商標権などに反する場合は使用できません

文字

日本語と英数字の入力やフォント指定ができ、カラーパレットで色も変更可能です。

文字の大きさや位置の調整もでき、アプリのみ右揃え・左右中央揃え・左揃えの選択ができます。

シェイク機能

UTme!のアプリには「シェイク」という機能があり、スマホを振ると作成したデザインにさまざまな効果を加えることができます

5種類のシェイク機能を紹介します。

  • AUTO DESIGNER…シェイクすると素材を複製しつつ、自動でレイアウトを行います。
  • SPLASH…シェイクするたびにインクが飛び散るような効果を加えます。
  • GLITCH…シェイクするたびに細く切り刻まれるような効果を加えます。
  • MOSAIC…シェイクするたびにモザイク効果を加えます。
  • NO REMIX…エフェクトを加えず次に進みます。

ユニクロ「UTme!」でのデザイン作成手順

UTme!でのデザイン作成手順を紹介します。

UTme!では、2つのステップで簡単にオリジナルデザインを作成できます。

素材を作る

はじめに、先ほど紹介したキャラクタースタンプ、ペイント、写真、文字を使って素材となるデザインを作成します。

エフェクトを選ぶ

次に、素材にさまざまな効果を加えることができるエフェクトを選択します。UTme!オリジナルのシェイク機能も使って、自由にデザインしてみましょう。

ユニクロ「UTme!」では自分でデザイン作成できる店舗もある

UTme!のサービスは、一部ユニクロの実店舗でも利用することができます。

店舗では、作りたいアイテムのサイズや質感が確認でき、完成をイメージしやすいことがメリットです。

ただ、UTme!のオンラインストアより取扱商品が少なかったり、在庫状況も店舗によって異なったりするので注意しましょう。

また、オンラインだと1週間かかる納期も、店舗なら基本的にはその日に受け取れます。待ち時間15分で作れたという体験談もあり、混み具合にもよりますがあっという間に完成します。 

店舗でのデザイン作成の流れ

店舗で作成する場合もUTme!の専用アプリを使います。

作り方の手順は

  1. アイテムの種類やカラーを選ぶ
  2. 画像や写真、文字、ペイント、スタンプを使ってデザインする(デザインを持ち込む場合は、著作権的に問題ないことを確認)
  3. エフェクトで加工してデザインを編集する
  4. 同意書にサインする(著作権や非販売目的の同意)
  5. レジで支払い
  6. 指定の時間が来たら「UTme!」コーナーで商品を受け取る

アプリの使い方などわからないことがあれば、その場で店員さんに聞けるので安心です。

ユニクロ「UTme!」自分でデザインしたアイテムの制作事例

ここでは、実際に「UTme!」でデザインしたアイテムを紹介します。  

UTme事例1

ペットのワンちゃんをイラストにしたTシャツです。UTme!では、ペットの写真やイラストを使ってオリジナルアイテムを作る方が多いようです。文字にシンプルなフォントを使っているので、イラストが引き立っていますね。

UTme事例2

こちらもペットの写真から作成したオリジナルTシャツです。この方は、UTme!のほかにも他のサービスも使って比較。どちらも使いやすかったようですが、UTme!は著作権の審査があって安心な反面、その分納期がかかるようです。

UTme事例3

気に入ったTシャツが買えないのでオリジナルで作成という発想、すてきですね。

イラストや文字の色・大きさ・配置など、何が1番いいのか考えると悩みますが、ワクワクする時間でもありますよね。苦労して完成したTシャツは愛着も湧きます。

UTme事例4

こちらの方は、店舗で作成したようです。旅の思い出をオリジナルTシャツにするというアイデアもすてきです。旅行するたびにコレクションが増えていきそうですね。

ユニクロ(UTme!)のデザインに関する注意点

自由にデザインできるUTme!ですが、デザインを作成するときに注意しなければならないこともあります。

せっかく作ったデザインが使えない……なんてことにならないように、あらかじめ注意点を確認しておきましょう。 

UTme!のデザインと著作権

UTme!では、作成したデザインに対して審査があり、適正でないと判断されたデザインは使用することができません

審査の基準としては、

  • 著作権や肖像権など他者の権利を侵害していないか
  • 広告や宣伝が目的になっていないか
  • 個人情報が含まれていないか
  • ウェブ上で配布されているフリー素材を使用していないか

といったことが挙げられます。

「UTme!の審査は厳しい」という指摘もあるので、デザインを作る際にはUTme!の「デザインガイドライン」も参考にしてみましょう。

UTme!の審査基準については、以下の記事で詳しく解説しています。

UTme!でNGのデザイン

UTme!では、著作権に加えて肖像権や登録商標に関しても厳しく審査されます

どんなデザインがNGになってしまうのか、NGデザインの事例を紹介します。

  • 芸能人・有名人の写真や実写に近い似顔絵
  • 一般人でも本人の承諾を得ていない写真や似顔絵
  • アニメに登場するキャラクターなどのデザインやパロディ
  • 写真に写り込んだキャラクターや企業の看板など
  • 企業・ブランドのロゴやパロディ
  • エンブレムやナンバープレートがわかる自動車などの乗り物
  • QRコードやURLが記載されたもの
  • 名前・電話番号・LINEやXのIDなど個人を特定できる情報(伏字も含む)

使ってはいけないデザインがかなり細かく設定されていますね。ここで挙げた以外にも、審査で不適切とされたデザインは使用できません。

自分で作成したデザインでも審査落ちする可能性がある

自分で作った完全オリジナルのデザインを私的利用する場合でも、審査落ちする可能性があります

審査基準をクリアできないと、最初からデザインをやり直さなければならないこともあり、時間がかかってしまいます。

デザインの自由度は高くない

UTme!は手軽にオーダーできる点がメリットである一方、ほかのオリジナルアイテム製作サービスよりもデザインやプリント方法が限られています。

UTme!では、決められた場所・数・サイズでしかデザインをプリントできず、デザインの自由度は高くありません

自由なデザインやプリント方法にこだわって作りたい方は、UTme!ではではなく、ほかのオリジナルアイテム作成サービスを利用しましょう。

自由にデザインしてアイテムを作りたいならwatasiino!!にお任せ◎

UTme!は、ユニクロ品質でオリジナルアイテムを作成できて安心という反面、カラー展開やサイズ展開が少ないというデメリットがあります。また、完全オリジナルのデザインでも審査落ちする可能性があるのは自由度が低くなりますよね。

より、こだわったデザインでオリジナルアイテムを作りたいという場合は、ほかのサービスを利用するという選択肢もあります。

watasiino!!なら、自由なデザインでTシャツやパーカーなどさまざまなオリジナルアイテムを作成できます

デザインは、ラフ画や手書きイメージ・写真などを共有すると、プロのデザイナーが本格的なデザインを作成してくれます。絵が苦手でも、デザインの知識がなくても安心です。

また、UTme!と同様にTシャツ・ロンT・スウェット・パーカー・トートバッグなど多彩なアイテムを作成でき、フルカラープリントにも対応。自由なデザインで理想のオリジナルアイテムを作れますよ。

UTme!のような厳しいデザイン審査もないため、きっと自分の理想に限りなく近いアイテムを製作できるでしょう。

サイトにはデザインシミュレーターも搭載されているので、ぜひ公式サイトから利用してみてくださいね。

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