自分が描いた絵を好きなグッズにプリントできたら、うれしいですよね。お気に入りの絵をグッズ化して身に着けたり日用品として使えたりすると、毎日楽しく過ごせそうです。
この記事では、自分が描いた絵をグッズにする方法を紹介します。また、グッズ化や販売する際の注意点もあわせて解説していきます。
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描いた絵(イラスト)で作れる、おすすめのグッズは?
描いた絵で作れるグッズの種類は多岐に渡ります。一例は次のとおりです。
- マグカップ
- トートバッグ
- エコバッグ
- ポーチ
- ミニタオル
- 缶バッジ
- クリアファイル
- キーホルダー
- スマホケース
はじめて自分が描いた絵でオリジナルグッズを作る際は、Tシャツやワッペンなど、手軽に作れるものがおすすめです。
Tシャツは、オリジナルグッズの定番であるため専門事業者での取り扱いが多く、グッズ化しやすいことがポイントです。自分で描いた絵が大きくプリントされるので、高い満足感を得ることもできますね。
ワッペンは、アイロンで接着したり手縫いしたりして、服や帽子、バッグなどに取り付けることができます。手持ちのアパレルアイテムに自由に取り付けられるため、汎用性が高く、おしゃれに楽しめるところが魅力です。
描いた絵(イラスト)をグッズにする3つの方法
描いた絵は、以下の3つの方法でグッズにできます。
- 手作り
- 専用アプリの利用
- 印刷会社への依頼
それぞれの方法について詳しく紹介します。
すべて手作りする
プリンターがあれば、描いた絵をデザインしたオリジナルグッズを手作りできます。今や、プリンターで印刷できるのは紙だけではありません。イラストのグッズ化に役立つさまざまな素材が市販されています。
例えば、プリンター用のプラバンを利用すると、キーホルダーやストラップなどを手作りできます。プラバンの特徴は、加熱すると縮んで固くなること。その性質を使用すれば、プラバンに絵を印刷して加熱するだけで、キーホルダーやストラップのチャームを作れます。
Tシャツやバッグなどに自分が描いた絵をプリントするなら、転写シートを使いましょう。転写シートとは、アイロンで熱を加えながらプレスすることで、布製品にデザインを接着できるアイテムです。プリンターで印刷できる転写シートを利用すれば、自分で描いた絵をもとにしたオリジナルのTシャツやバッグなどを手作りできます。
プリンターに対応したプラバンや転写シートは100均でも販売されており、活用することで製作コストを低く抑えられます。
しかし、手間がかかり失敗するリスクもあるため、大量に作る場合はあまりおすすめできません。
専用アプリなどを使ってグッズ化する
専用アプリを使うと、スマートフォン1台で簡単にオリジナルグッズを製作できます。描いた絵をアプリに取り込み、印刷したいアイテムを選択すれば、オリジナルグッズになって手元に届きます。
作れるグッズは、Tシャツやパーカーなどのアパレルアイテム、マグカップやタオルなどの日用品、アクリルスタンドやトレーディングカードといった推し活アイテムなど、さまざまです。
専用アプリを利用するメリットは、なにより、手軽にオリジナルアイテムを作れることでしょう。
しかし、完成品が手元に届くまでに時間がかかったり、製作途中での相談や確認ができず物足りない仕上がりになったりするケースもあるようです。また、大量に作ることには適していないことが多く、割高になることもあります。
印刷会社に依頼する
描いた絵をグッズ化できる印刷会社に依頼するのも、方法の1つです。
作りたいグッズが決まっていれば、そのアイテムへのプリントを取り扱っている印刷会社を探して依頼しましょう。現在、数多くの印刷会社が個人向けの少数ロットのプリントに対応しています。もちろん、販売するために個人で大量にグッズを作りたい場合も利用可能です。
印刷会社を利用すれば、依頼者に確認を取りながらプロがプリントするので、満足のいく仕上がりになるでしょう。
発注数が多いほど1個単位の価格が割安になることが多いので、大量に作るほどお得です。
当メディアを運営している「watasiino!!」は、専用の印刷工場を持つ事業者です。そのため、発注から納品まですばやく対応でき、なにより安くご提供できます。手書きデザインをプロが仕上げるサービスもあるので、ぜひ使ってみてくださいね。
描いた絵(イラスト)をグッズ化して販売する場合の注意点
絵が完全にオリジナルで、かつ自分が描いたものであれば、グッズ化に関して問題はありません。しかし二次創作のイラストや、他人が描いた絵である場合は注意が必要です。
勝手にグッズ化すると著作権法違反になることも
マンガやアニメのキャラクターを自分で描いてグッズ化すると、著作権法違反になる可能性があります。
作品には、他人に無断で利用されない「著作権」に基づいた権利が与えられます。そのため、マンガやアニメなど既存の作品を真似したイラストのグッズ化は、自分が描いたものであっても違法にあたります。
また、「家庭内など限られた範囲で自分が楽しむために作る場合は著作権法違反にはならない」と聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、自分が描いたマンガやアニメのキャラクターのイラストをTシャツにプリントし、着用して街を歩いたりイベントに参加したりすることは著作権法に触れる行為です。販売はもちろん、無料配布もNGです。
著作権法に触れないためには、作品の真似ではなく、完全にオリジナルのイラストを用いてグッズ化するのがよいでしょう。
料金やロイヤリティでのトラブルに気をつける
他人が描いた絵をグッズ化すると、料金が発生する場合があります。
ロイヤリティとは、作品の著作権に対して支払う料金のことです。他人が製作した作品を自分でグッズ化する場合、作品の製作者の許可があれば著作権法違反にはなりません。しかし、許可の条件として製作者からロイヤリティを求められるのが一般的です。
二次使用料にも注意が必要です。
たとえば、SNSアイコン用に描いてもらったイラストをグッズにプリントする場合、二次使用料が発生する可能性があります。グッズ化はSNSアイコンとして使用するのとは用途が異なり、二次使用にあたるためです。
ロイヤリティや二次使用料は、作品を製作した人と作品を利用したい人の間で決められます。他人の作品をグッズ化したい場合は、後々トラブルにならないように作品の製作者に確認しておきましょう。
参考になる!描いた絵(イラスト)をグッズ化した事例
ここからは、描いた絵をグッズ化した事例をいくつか紹介します。事例をもとにイメージを膨らませて、オリジナルグッズ製作に活かしましょう。
子どもの絵をグッズ化
子どもが描いた絵をTシャツに印刷し、父の日にプレゼントしたようですね。イラスト自体はかわいらしいものの、黒の布地に白くプリントされており、シックな印象のTシャツに仕上がっています。
子どもが描いた何気ない絵でも、グッズ化するとアーティストが描いたイラストのように様になって見えます。職場で使うと自分の癒しアイテムになるだけではなく、まわりの人からも注目を浴びそうですね。
動物のイラストをグッズ化
動物のスケッチをトートバッグにプリントしています。動物のイラストに感じる素朴な雰囲気と色鉛筆のやわらかなタッチ、トートバッグの素材感が調和して、全体的にやさしい印象に仕上がっています。
リアルな蝶のイラストを使用したアクリルキーホルダーです。鮮やかな蝶の色合いと、アクリルキーホルダーの透明感がマッチしています。バッグなどに付けると、まるで蝶がひらひらと飛んでいるように見えるでしょう。
人物をモチーフにグッズ化
担任の先生をキャラクター風に描いて、クラスTシャツにしています。少しレトロな雰囲気が感じられる、かわいらしいイラストですね。手書きの文字や、色が線からはみ出ているところに手作り感があり、かえって好印象です。
こちらも、担任の先生をモチーフにしたクラスTシャツです。かわいらしくて味のあるイラストですが、モノクロなのでおしゃれな印象のTシャツに仕上がっています。
【FAQ】描いた絵(イラスト)のグッズ化についてよくある質問
ここからは、描いた絵をグッズにする際によく寄せられる質問に回答します。
ユニクロのオリジナルTシャツサービスでもグッズ化できる?
アパレルブランド「ユニクロ」が提供するサービス「UTme!」でも、自分で描いた絵をグッズにできます。
UTme!とは、ユニクロで取り扱うTシャツやパーカーに、オリジナルのイラストや写真をプリントできるサービスです。UTme!の専用アプリを利用すると画像をアプリ内に取り込めるので、自分で描いた絵をグッズ化できます。
プリントできるアパレルアイテムのサイズは最大でXSからXXLまでそろっており、キッズサイズの取り扱いもあります。しかし、プリントできるのは服とトートバッグのみで、グッズのバリエーションは限定的です。
また、デザインに対する著作権・商標侵害の審査が厳しく、納品までに時間がかかる場合があります。
印刷会社に依頼しても1個からグッズ化できる?
事業者やプリントするアイテムによりますが、1個からオーダーを受け付けている印刷会社は多々あります。
オリジナルグッズの定番であるTシャツであれば、多くの印刷会社で1枚から製作を受け付けています。アパレルアイテムのほか、キーホルダーやマグカップなども1個から発注できる印刷会社もあるので、気になるアイテムがあれば探してみましょう。
手書きのイラストでもグッズ化できる?
イラスト製作ソフトを使用していない、ペンで描いたイラスト、鉛筆で描いたスケッチ、子どもが紙に描いた絵などの手書きのデザインもグッズ化できます。
コピー機を利用してスキャン機能で取り込んだり、スマートフォンで撮影したりすれば、手書きの絵も簡単にデジタルデータに変換できます。
スマートフォンで撮影する場合、水平に撮影できなかったり影が入り込んだりするときれいに仕上がりません。スキャン機能で取り込むほうが、細部まで美しく再現されるのでおすすめです。
watasiino!!(ワタシーノ)なら描いた絵をすぐにグッズ化できる!
自分で描いた絵からオリジナルグッズを作るのは、意外と簡単です。手作りする、専用アプリからオーダーするなどの方法がありますが、クオリティの高いグッズに仕上げるなら印刷会社に依頼しましょう。
「watasiino!!」では、Tシャツやワッペンなど定番品へのプリントが人気です。自社工場でプリントしており、1個からの依頼も受け付けています。もちろん大量発注も可能なため、自分で描いた絵をプリントしたグッズを、イベントやネットショップで販売したい方にもおすすめ。発注から納品までスピーディーに対応できることも「watasiino!!」のポイントです。
自分で描いた絵でオリジナルグッズを作る際は、ぜひ「watasiino!!」を利用してみてくださいね。
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