デザインが得意な人やファッションが好きな人に向いている副業として、オリジナルTシャツ販売があります。
初期費用もほどんどかからず、誰でも簡単に始められる一方で、「どんなデザインが売れるのかわからない……。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「売れるTシャツはどんなデザインなのか?」について詳しく解説をしていきます。また、キャラクターTシャツや、パロディTシャツを製作する際に、注意すべき著作権についても紹介しています。
売れるTシャツのデザイン案や実際の製作事例についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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売れるTシャツのデザインとは
オリジナルTシャツに限らず、売れている商品は「ターゲットの心をつかんでいる商品」といえるでしょう。
オリジナルTシャツのターゲット層としてまず考えられるのは、トレンドに敏感でおしゃれ感度が高い人です。そのようなユーザーは、トレンドをおさえたデザインを好む傾向にあります。
また、オリジナルTシャツならではのユニークで斬新なデザインを求めているユーザーも一定数います。トレンドやユニークさを重視する一方で、Tシャツは普段使いすることが多いため、コーディネートのしやすさも大切です。
売れるTシャツのデザインに必要な要素は?
ここからは、売れるTシャツに必要なデザインの要素について解説していきます。
売れるデザインにするポイントは以下の通り。
- トレンドを押さえている
- 斬新さ・奇抜さがある
- コーディネートがしやすい
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
トレンドをおさえている
オリジナルTシャツを購入するユーザーは、ファッションが好きでトレンドに敏感な人が多い傾向にあります。
トレンドを知るにあたっては、アパレルブランドやハイブランドで販売されているTシャツからヒントを得るのもひとつの手です。人気のTシャツはSNSで紹介されているケースも多いので、SNSを利用してトレンドのTシャツを調査してみるのもよいでしょう。
斬新さ・奇抜さがある
特に男性に人気があるのが、ユニークでインパクトのあるデザインのTシャツです。他人とはかぶらない、「おもしろい」と感じるデザインを求めている人も多いです。
実際に、斬新なデザインのTシャツは、オリジナルTシャル販売サイトでも売上ランキング上位に入っており、需要が高いデザインといえます。
コーディネートがしやすい
普段使いするTシャツだからこそ、コーディネートのしやすさも重要です。
胸元にワンポイントでロゴやイラストが入っているデザインや、単色使いのデザインはシンプルでコーディネートのしやすさが人気です。Tシャツのカラー展開に、着回しがしやすい「白」や「黒」を加えるのもよいでしょう。
売れるTシャツのデザイン案を紹介
売れるデザインの要素がわかったところで、この章では具体的なデザイン案を紹介していきます。
オリジナルTシャツで人気が高いデザインは、以下の通り。
- オリジナルのロゴ・テキスト
- 動物など癒し系のイラスト・写真
- 絵画やキャラクターなどのパロディ
それぞれのデザイン案について、詳しく解説していきます。
オリジナルのロゴ・テキスト
ワンポイントのロゴや、テキストを胸元にプリントしたデザインは、定番のデザインとして人気です。
近年はアパレルブランドやハイブランドから、ロゴやテキストがプリントされたTシャツが多数販売されており、さらに人気が高まっています。シンプルなデザインは、コーディネートのしやすさも魅力です。
動物など癒し系のイラスト・写真
動物のイラストや写真をプリントしたTシャツは、特に女性から人気の高いアイテムです。
オリジナルTシャツの販売サイトでも、動物のイラストや写真をプリントしたTシャツが多数販売されており、売上ランキングで上位にランクインしています。自身で飼っている動物のイラストや写真をプリントするケースも多いです。
絵画やキャラクターなどのパロディ
絵画やキャラクターなどのパロディTシャツは、オリジナルTシャツの定番でもあり、特に男性に人気が高いアイテムです。
例えば、有名な絵画やアニメのキャラクター、ブランドや企業ロゴなどのパロディTシャツがあります。映画のワンシーンをデザインに取り入れたTシャツも人気です。
オリジナルTシャツ販売は、デザインの著作権侵害に注意
有名な絵画やキャラクターのパロディTシャツは人気が高いデザインですが、著作権侵害に注意してデザインを作成する必要があります。
個人利用を目的にパロディTシャツを製作するのと違って、販売目的の場合は、特に著作権侵害に注意してデザインを作成しましょう。パロディが許容される明確なラインはありませんが、オリジナル作品とパロディ作品に明確な識別性があるデザインにしなければなりません。
オリジナルTシャツ製作時には、著作権と同様に「肖像権」にも注意が必要です。肖像権は「人」に対する権利で、芸能人などの有名人だけでなく、一般人にも肖像権があります。例えば、友人の写真であっても、許可なく使用すると肖像権の侵害になるため注意しましょう。
また、パブリックドメインの作品も著作権に気をつける必要があります。パブリックドメインは、もともと著作権があった作品の権利が消失し、誰でも自由に利用できるようになった作品のことです。
パブリックドメインの作品はそのままであればデザインに利用することができますが、改変等に制限があります。「著作権人権格」があり、作者の人格を中傷するような作品の改変は禁止されているため、取り扱いには十分注意しましょう。
【著作権侵害事例】眠り猫イラスト事件
オリジナルTシャツ販売における著作権侵害の事例として、有名なのが「眠り猫イラスト事件」です。
この事件は、「眠り猫」のイラストを描いた原告が、よく似たイラストをプリントしたTシャツを販売した被告に対して、著作権の侵害で販売の差止とTシャツの廃棄を求めた事件です。
下記の記事に掲載されている一連のイラストからもわかる通り、オリジナル作品と類似するイラストは、著作権侵害となるため注意しましょう。
出典:Tシャツ等のイラストデザインにつき「翻案」の差止請 求が認められた事例 −眠り猫イラスト事件|知的財産法研究会
実際に売れたTシャツのデザイン事例
ここからは、実際に売れたTシャツのデザインを紹介していきます。シンプルなデザイン、斬新なデザイン、癒し系のイラストが入ったデザインなど、さまざまデザインのTシャツがあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
【オリジナルロゴ・テキスト】
こちらはオリジナルイラストを描くデザイナー集団「らくがき亭」が販売しているオリジナルTシャツです。
ゆるくてかわいいオリジナルイラストを用いたグッズは大人気で、お昼の某バラエティでも紹介されたほどです。
【パロディTシャツ】
企業ロゴのパロディTシャツです。クスッと笑ってしまう斬新なデザインは、オリジナルTシャツの中でも人気の高いアイテムです。
ただし、元のデザインやロゴがわかるようなパロディ・オマージュを用いた商品の販売は、原則、著作権法違反にあたります。著作者の許可を取ることができれば、問題はないですが、黙って企業ロゴのパロディTシャツを作成し、販売したことにより、訴訟を起こされたというケースもあります。
販売用のTシャツでは、ひと目で分かるようなパロディやオマージュのデザインは使用しないほうがよいでしょう。
【癒し系】
ダックスフントとホットドックを掛け合わせた、可愛らしいイラスト入りのTシャツです。コメントでも「かわいい!」との声が多数寄せられています。ブラウン系のカラーでまとめられているデザインなので、コーディネートもしやすいアイテムです。
【風景】
風景の写真×ロゴのオリジナルTシャツです。風景の写真を背面にプリントし、前面にはシンプルなロゴを入れたTシャツは、男性でもおしゃれに着こなせます。
【オリジナルイラスト】
オリジナルのイラストをプリントしたTシャツです。シンプルな色使いと赤いハートが印象的なおしゃれなTシャツです。
デザイン以外に、Tシャツが売れる要素は?
ここまでは、デザインの重要性について解説してきましたが、オリジナルTシャツ販売で重要なのはデザインだけではありません。
オリジナルTシャツ販売で成功するためには、以下の取り組みも非常に重要です。
- 販売戦略をしっかり練る
- 集客・宣伝を行う
- 適切な価格設定をする
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
販売戦略をしっかり練る
オリジナルTシャツ販売において最も重要なのが、販売戦略をしっかり練ることです。
販売戦略を立てる際には、まずオリジナルTシャツをどんな人に買ってもらいたいのか、ターゲットを設定する必要があります。ターゲット設定は、デザイン・Tシャツの素材・価格帯・販売媒体など、すべての選択の軸になるため、Tシャツを作り始める前に考えることが大切です。
例えば「動物好きで、シンプルなデザインを好む20〜30代の女性」など、できる限り具体的に設定しましょう。
集客・宣伝を行う
オリジナルTシャツの販売媒体として、BASEなどのネットショップサービスが人気ですよね。ネットショップサービスを利用すれば、自身でECサイトを立ち上げるよりも簡単に販売を開始できます。
また、すでに多くのユーザーが登録しているため、自身でECサイトを立ち上げるよりも集客しやすいでしょう。しかし、ネットショップサービスは、誰でも簡単に利用できるため、多くの人が利用しています。そのため、ネットショップサービスを利用する場合でも集客や宣伝は必要不可欠です。
集客・宣伝をするなら、無料で利用できるSNSを使わない手はありません。ネットショップサービスのユーザー層は、SNSを利用している確率が高く、ターゲットに合った集客・宣伝方法ともいえるでしょう。
適切な価格設定をする
Tシャツの価格設定も売上に大きく影響します。どんなに魅力的なデザインのTシャツでも、値段が高すぎるTシャツは購入しづらいですよね。
ネットショップサービスなどで販売されているTシャツの価格を調査することで、価格相場を把握することができます。価格を設定する際には、何となく決めるのではなく、価格相場に合わせて決定するようにしましょう。
また、適切な販売価格を設定したとしても、利益が出なければオリジナルTシャツ販売を継続するのは難しいですよね。しっかり利益を出すためにも、なるべく原価を抑える工夫が必要です。
オリジナルTシャツを製作する費用には、Tシャツ本体の費用・デザイン費・印刷代・送料などがあります。業者によっては、デザイン製作を無料で対応していたり、発注枚数に応じた割引をしていたりするため、そういった業者を選ぶとよいでしょう。
オリジナルTシャツに「売れる色」はある?
色の好みは人それぞれのため、オリジナルTシャツに限らず、カラー展開が豊富なほど売れる枚数は増えるでしょう。
一方で、カラー展開を多くすると、在庫を抱えるなどのリスクがあります。まずは、ターゲットとするユーザーが好む色や季節に合わせた色に絞ってカラー展開するとよいでしょう。
カラー展開に悩む場合は、定番カラーの白・黒のTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。白・黒のTシャツはコーディネートがしやすいため、幅広い層のユーザーに人気です。
売れるデザインのTシャツ製作はwatasiino!!で
「売れるデザインのTシャツ」を製作したいなら、オリジナルTシャツの製作実績が豊富なwatasiino!!がおすすめです。
デザインが完全に決まっていなくても、プロのデザイナーに相談できて、クオリティーの高いデザインにお仕上げいたします。
フルカラープリントや刺繍はもちろん、特殊カラーのプリントも可能で、幅広いデザインに対応しています。また、襟のタグをオリジナルのものに付け替えできるので、販売用のTシャツ製作におすすめのサービスです。
取り扱っているTシャツの種類も豊富なため、素材にこだわったTシャツも製作できますよ。ぜひwatasiino!!にご相談くださいね。
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