推しを全力で応援するために欠かせない「推しTシャツ」ですが、どうやって作るのか知っていますか?
「推しTシャツは、推し活のマストアイテム」と言っても、大げさではありません。せっかくなら、大好きな推しのTシャツを身に着けて、全力で応援したいですよね。Tシャツのクオリティが高ければ、満足度もさらに高まります。
ただし、推しTシャツのクオリティは作り方によって変わること、著作権上の注意点があることも確かです。
この記事では、推しTシャツの作り方を始め、著作権に関するルールをわかりやすく解説します。実際のデザイン事例も紹介しますので、推しTシャツ制作の参考にしてくださいね。
デザインシミュレーター
専用ソフト不要!かんたん3ステップ
- ツールからデザインを作成して「次へ進む」をクリック
- デザイン確認後に発行される「デザインキー」を自分のメールアドレスに送信
- メールに記載された手順で商品を購入
推しTシャツの魅力
推しTシャツの魅力は、なんと言っても「応援する気持ちを全身で表現できること」ではないでしょうか。
身に着ける物の中でも視界に入りやすいTシャツは、推しへのアピールに最適です。
ただ、ひと口に「推し」と言っても、
- アイドル
- アニメ
- ゆるキャラ
- ペット
- 食べ物
- 乗り物
- 文房具
など、対象は人それぞれ。
自分にとって大切な存在を「推し」と呼ぶと考えれば、推しTシャツのデザインは無限にあるということです。
着用するだけでなく、部屋に飾り、推しと空間を共有している気分になれることも、推しTシャツの魅力ですね。
推しTシャツの作り方
推しTシャツの作り方には、次の3通りの方法があります。
- デザインからプリントまで自作する方法
- デザインだけ自作し、業者に印刷してもらう方法
- デザインの作成から印刷までまるごと印刷会社に依頼する方法
それぞれについて、詳しく解説します。
デザインからプリントまで自作する方法
デザインからプリントまですべてを自作するには、アイロンで転写できる「アイロンシート」が便利です。
アイロンシートは、100円ショップでも販売しているので入手も簡単ですし、プリンターとアイロンがあれば製作できますよ。
「熱転写シート」「ラバーシート」という名称のシートもありますが、基本的にはアイロンシートと同じものです。
なお、アイロンシートを選ぶときは、説明書きを読み、以下の点を確認しましょう。
- Tシャツの色に合っているか
- Tシャツの素材に合っているか
- 希望する質感か(マット、光沢、ラメ入りなど)
- 洗濯に対する強度はどの程度か
- 印刷時に反転するか
そのほか、プリント予定のTシャツ素材が、アイロンの高温に対応しているかどうかも重要です。
シルクやレーヨン、ポリエステルなどの素材は高温に弱いため、アイロンプリントには適していません。
基本的にTシャツの素材は綿が多いため、よほど特殊な素材でない限り問題はないはずですが、素材の確認はしっかりしておきましょう。
アイロンプリントで推しTシャツを作る場合は、次の手順で進めます。
- デザインを作成する(Illustrator、figma、CANVAなどを使用)
- アイロンプリントシートに印刷する
- 印刷したシートを切り抜く
- アイロンで圧着する
- シートが冷めたらゆっくり剥がす
- 付属の仕上げシートで再びアイロンをかける
アイロンプリントシートによっては、左右反転が必要な場合もあるので、普通の紙に試し刷りをしてからプリントしてくださいね。
このように、すべて自作する場合は、各工程ごとに丁寧な作業が必要です。それなのに、どうしても手作り感が否めない仕上がりになってしまいます。クオリティの高い推しTシャツを作るなら、別の方法がよいでしょう。
デザインだけ自作し、業者に印刷してもらう方法
近年は、細部までこだわってデザインできるアプリも増えていますし、オリジナルTシャツ向けのアプリも続々リリースされています。
Illustratorなどの専門的なソフトが苦手でも、分かりやすい操作で手軽に制作できるのが、デザインアプリのメリットです。
反面、アプリによっては次のようなデメリットもあるため、念頭に置いて利用しましょう。
- 使えるフォントや加工に制限がある
- コンテンツによっては有料になる場合がある
- 広告が多い
- JPG(JPEG)保存ができない
- Tシャツにプリントした完成図がイメージしづらい
また、デザインアプリを使用した場合、Tシャツへのプリントを依頼できる業者を探す必要があります。
ただ、印刷だけを依頼した場合、デザインは気に入っていたのに、Tシャツにプリントしたら「想像と違った」と感じることもあるかもしれません。
デザインの作成から印刷までまるごと印刷会社に依頼する方法
クオリティの高い推しTシャツを作るには、デザインの制作から印刷まで、まるごと引き受けてくれる印刷会社に依頼する方法もあります。
デザインの制作もTシャツへの印刷もしてくれるので、すべての工程で安心してまかせられる点がメリットです。プロのデザイナーが在籍している印刷会社もあるので、理想の推しの姿をしっかりとデザインにしてくれるでしょう。
印刷会社であれば、「推しのカラーを使いたい」など生地の色にもこだわることができますし、専門的な知識もあるので、クオリティの高い推しTシャツが作れます。
また、印刷会社なら、Tシャツ以外のアイテムにも対応可能です。トートバッグやタオルなど、推し活グッズを作ってそろえることができますよ。
推しTシャツのデザイン案
さて、推しTシャツを制作する場合、どのようにデザインを考えればよいのでしょうか。3つの方法を紹介します。
- 写真を用いたデザイン
- イラストを用いたデザイン
- 文字のみのデザイン
写真を用いたデザイン
写真を用いたデザインは、シンプルでストレート。推しへのアピール度も、抜群です。
メインの推しをプリントするのもよいですし、グループなら集合写真をプリントする方法もありですね。推しの幼少期の写真をプリントした例もあります。
とっておきの写真を使ってもすてきです。推しの写真を何枚か集めてコラージュにしても、インパクトがあるのではないでしょうか。
ライブやイベントで着用すれば、自分の推しがすぐにわかるので、ファン同士のコミュニケーションもとりやすくなりますよ。
イラストを用いたデザイン
イラストを用いたデザインは、写真よりソフトな印象になり、表現の幅が広がります。
推しの写真をイラストに変換したデザイン、推しをキャラクター化したデザインのほか、推しが作ったオリジナルキャラクターをプリントする方法もありますね。
アピールするのが苦手な人は、自分にしかわからない推しのイラストを作ってもよいでしょう。
イラストを用いたデザインは「あまり目立ちたくないけど、推しTシャツは着たい」という方におすすめです。
文字を用いたデザイン
好きな歌詞や推しの名言、さらには推しへの気持ちをデザインできる文字は、個性的な雰囲気を演出できるでしょう。
推しへの強い気持ちを表現すれば注目度も上がるでしょうし、共感したファンと仲良くなれるかもしれませんよ。
推しTシャツを自作するときは著作権に注意
推しTシャツを自作するときに注意したいのが、著作権です。
以下のようなデザインは、著作権侵害、もしくはその可能性が高くなります。著作権侵害は犯罪です。処罰の対象となるので十分に気をつけしましょう。
- 有名人の写真や似顔絵を無断で使用する
- アニメや漫画のキャラクターを無断で使用する
- 第三者が撮影した写真を無断で使用する
- 企業やブランドのロゴマークを無断で使用する
有名人の写真や似顔絵を無断で使用することは、撮影した人や制作した人にとっては著作権の侵害になりますが、有名人本人にとっては肖像権の侵害に該当します。
また、商品制作をした場合は、パブリシティ権の侵害になる可能性があるので、注意が必要です。
ただし、著作権法には「私的使用のための複製であれば、著作物を許可なく使用できる」という趣旨の記載もあります。
家庭など限られた範囲で使うのであれば、写真や似顔絵などを使っても著作権侵害にはあたらないということです。
とはいえ解釈が難しい面もあります。個人で楽しむ範囲にとどめるのが無難でしょう。
推し色とTシャツカラーを揃えるだけなら安心なのでおすすめ◎
アイドルやキャラクターの写真やイラスト、文字などによるデザインは、著作権に触れることがあります。
著作権や肖像権の点で心配な方は、推し色をTシャツの色に揃えるだけという方法もありますよ。
アイドルなどではメンバーの担当カラーがありますよね。ライブやイベントで着用するのであれば、担当カラーのTシャツを着ているだけで、「誰推しなのか」がひと目で分かります。
推しTシャツを制作する際は、具体的なデザインだけではなく、Tシャツの色決めも重要なポイントですね。
推しTシャツの制作事例
ここで、具体的な推しTシャツの制作事例を見ていきましょう。
ジャニーズやアイドルの推しTシャツ
ジャニーズやアイドルの推しTシャツを紹介します。
集合写真を線のイラストにしたデザインで、英訳した歌詞を入れています。おしゃれな雰囲気の推しTシャツです。
お気に入りのショットをプリントしたデザインです。写真のみのシンプルなデザインが、白地に生えます。
アニメの推しTシャツ
アニメの推しTシャツの制作事例には、次のようなものがあります。
初音ミクをデザインした推しTシャツです。生地の色がキャラクターのイメージカラーと同じで、Tシャツ全体で初音ミクを表現しています。
YouTubeで活躍する歌手グループの推しTシャツです。メンバーカラーが決まっているのですが、あえて生地の色には使わずイラストで表現し、ソフトな雰囲気を出しています。
それ以外の推しTシャツ
番外編の推しTシャツを紹介します。ぜひ、デザインのヒントにしてください。
わが子の写真をプリントした推しTシャツです。父の日ギフトとして作られたものですが、これも立派な推しTシャツですよね。
飼っている文鳥がモデルのイラストTシャツです。ユニークなセリフつきで、インパクトがあります。
オリジナルの推しTシャツを自作するなら、印刷会社に依頼するのがおすすめ◎
お気に入りの推しTシャツを作りたいなら、プリントのプロ「watasiino!!」への依頼がおすすめです。
簡単な手描きのデザインイメージや写真から、専門のデザイナーがクオリティの高いデザインを作成いたします。
その後の印刷までワンストップで対応、また、自社工場があるので短期間での納品も可能です。イベントやライブで着用したい、でも日数が迫っているというときにもお任せください。
Tシャツに限らず、トートバッグやタオルなど、さまざまなアイテムで推しグッズが作成できる点も、印刷会社に依頼するメリットです。
ぜひwatasiino!!で、クオリティの高い推しTシャツを作りましょう。
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