ハロウィンTシャツの手作りガイド。100均にあるもので簡単に作れる？

ハロウィンを楽しみたいけれど、がっつりコスプレするのは恥ずかしい方や本格的な衣装は手間も費用もかかって大変だという方にとって、ハロウィンTシャツは“ちょうどいい選択”です。

Tシャツなら簡単に準備でき、オリジナリティも発揮できます。

この記事では、簡単なハロウィンTシャツの作り方を紹介していきます。安上がりなうえ、アイデア次第でさまざまなデザインが可能なので、ぜひ参考にしてくださいね。

※今回は各用語を以下の意味で使用します。

• 手作り：既成のTシャツにプリントやアレンジを自分で手を加えることを指します。
• オリジナル：自分の手で加工するだけでなく、業者によるプリントや刺繍を含みます。

ハロウィンTシャツ（衣装）は手作りがおすすめ？

市販のハロウィンTシャツももちろんよいですが、オリジナルのTシャツを作ると愛着がわいて、より楽しめますよね。

ここで、オリジナルのハロウィンTシャツの魅力を紹介します。

手作りするメリット・デメリット

自分の手でTシャツを作るメリットといえば、何より好きなようにデザインできることですね。

市販ではどうしても選択肢が少ないので、「仮装した推しのプリント」や「普段使いできる色やサイズ」など、イメージにぴったりのTシャツとはほとんど出会えません。イベントが終わったら、着なくなることも多いでしょう。

また、準備段階からハロウィン気分を味わうことができるのもメリットです。お子さんとのイベント参加を考えている方なら、一緒に衣装を手作りする楽しみも味わえます。

一方のデメリットは、手間がかかること。本格コスプレよりは気軽に準備できますが、自分でTシャツを手作りするとなると、案外時間もお金もかかります。

オリジナルのハロウィンTシャツは外注もおすすめ！

手間が気になる方は、自分で手作りせずにオリジナルのハロウィンTシャツを作ることもできます。

例えば、Tシャツ作成アプリで簡単に作ることができます。画像を選び、サイズを決めるだけでオリジナルTシャツが届くので、とても手軽です。

ただ、「無料版では機能に制限がかけられていて、かえって手間や費用がかかった」などの声もあるので、注意が必要です。

自分のイメージを正確に表現しつつ、安く仕上げたい方は、オリジナルTシャツの作成に特化した事業者に依頼する方法もあります。

例えばwatasiino!!では、手書きのイラストからプリントデザインを作成することができ、細かなリクエストにも応えられます。こだわりのあるハイクオリティのTシャツを安く作りたい方におすすめです。

ハロウィンTシャツを手作りするときに決めること

ハロウィンTシャツを手作りする具体的なステップについてみていきましょう。まずは、以下の3つについて考え、決めておくことが重要です。

• デザイン
• 予算
• プリント方法

それぞれについて、解説します。

デザイン

例えば、Tシャツの色です。ハロウィンといえば、黒やオレンジ、紫などにすると雰囲気を演出しやすいでしょう。

モチーフとしては、それだけでハロウィン感が演出できるパンプキンが人気です。イラストを描いてもよいですし、フェルトでワッペンを作って貼り付けてもかわいいですよね。

文字やフレーズをプリントしたり胸元や裾にワンポイントでモチーフを入れたり、シンプルにすると普段遣いもしやすくなります。

参考にできそうなイメージは後ほどSNSの投稿などを引用して紹介するので、チェックしてみてくださいね。

予算

予算も早い段階で決めておくと安心です。

できるだけ安く作りたい場合は、100均で材料をそろえることもできます。手芸グッズコーナーを設けた店舗も多く、糸やフェルトなども低価格で入手できます。

Tシャツにハサミを入れたり、100均で入手した平ゴムを縫いつけたり、工夫すればシルエットも変えられますよ。

プリント方法

デザインをTシャツにプリントする場合は、その方法も考えておくとよいでしょう。

例えば、市販の転写シートを使えば、自宅でもプリントが可能です。ただ、プリンターやアイロンが必要ですし、思うような仕上がりにならないこともあります。

そう考えると、手作りTシャツに自宅でのプリントは、あまり向いていないかもしれません。

プリントではなく、Tシャツに手描きするという手もありますが、失敗したときにリカバリーしにくいことが難点です。

簡単！手作りハロウィンTシャツの作り方

ここからは、ハロウィンTシャツの作り方を紹介します。お子さんとも一緒に取り組んでみてくださいね。

1）道具や材料をそろえる

デザインや予算をふまえて、必要なものをそろえましょう。一般的に使われるのは、以下のようなものです。

• Tシャツ
• フェルト
• ハサミ
• 下描き用のペン
• 手芸用ボンド
• 平ゴム
• 安全ピン

下書き用のペンは水性のほうが安全です。

ほかにも使えるものはいろいろありますが、初めての方や手芸に慣れていない方は、できるだけシンプルにするとよいかもしれません。

2）フェルトを貼り付ける

フェルトを切る時は、裏側にペンで下描きをしてパーツごとにハサミで切っていきましょう。

すべてのパーツがそろったら、それらを手芸用ボンドでTシャツに貼り付けていき、ボンドが乾いたら完成です。最初にフェルトを貼る順番を決めておくと失敗しにくくなりますよ。

3）アレンジする

ボンドが乾いたら、首周りや袖、裾などにアレンジを施します。

例えば、袖のギャザーです。

Tシャツの袖にハサミで切り込みを入れ、平ゴムに安全ピンを刺して袖の切り込みに通します。袖を少し絞って平ゴムを結び、ゴムの端を切って結び目を袖の切り込みの中に入れたら完成です。

ダメージ風のアレンジもおすすめです。

首周りは、肩からざっくりと切り取って、オフショルダーにすることができます。裾は、ぐるりと縦に10センチほど切り込みを入れれば、フリンジになりますよ。

ほつれるように切ったり、切った部分を結んだりすると、ハロウィンイメージの加工も簡単です。

手作りハロウィンTシャツの人気デザインは？

パンプキンのほかにも、ハロウィンにぴったりのデザインがたくさんあります。

ここからは、ハロウィンのデザインによく用いられるモチーフをみていきましょう。

パンプキン	顔が描かれたパンプキンのデザインは、ハロウィンの定番です。 かわいらしさの中に怖さもあって、ハロウィンのイベントにぴったりです。あえてモチーフを入れなくても、パンプキンの色であるオレンジを使うだけで、一気にハロウィンの雰囲気が出せます。
コウモリやお化け	コウモリやお化けは、おどろおどろしいムードの演出におすすめです。 パンプキンモチーフに比べると、ほかの人とバッティングしにくいデザインなので、オリジナリティが出しやすくなります。
くもの巣	くもの巣モチーフは洋服に取り入れやすいので、大人の方やキャラクターものが苦手な方におすすめです。 さり気なくハロウィン感が出せることも、ポイントといえるでしょう。
魔女	ハロウィンでよく使われるモチーフです。 Tシャツを黒にしたり、黒いハットやほうきなどのアイテムをデザインに使うと、魔女っぽさが出ます。

手作りハロウィンTシャツの制作事例

ここで、実際の制作事例をチェックしてみましょう。どれもオリジナリティあふれるすてきなデザインなので、ぜひ参考にしてください。

大人のハロウィンTシャツ事例

まずは、大人のハロウィンTシャツを3つご紹介します。

市販のパンプキンTシャツを使ったものです。袖や裾のアレンジに、オリジナリティが出ていますね。

家族おそろいの手作りハロウィンTシャツです。Tシャツに名前をプリントし、個性を出しながらも統一感のある仕上がりになっています。大人にも子どもにもぴったりの、ハロウィンらしいデザインですね。

黒のTシャツをアレンジしています。パンプキンとお化け、「Trick or Treat」という文字のワッペンが貼り付けられ、ひと目でハロウィンと分かるデザインですね。襟を大きく切り取り、ワンショルダーのデザインになっています。

子どものハロウィンTシャツ事例

次に、子どものハロウィンTシャツを3つご紹介します。

大人用のTシャツを利用した、子ども向け用のハロウィン衣装です。ぶかぶかのTシャツの袖と裾をフリンジのようにカットして、ワンピース風に仕上げています。とても良いアイデアですね。

映画のキャラクターをイメージした仮装です。Tシャツに直接文字を書いたり、襟や裾をカットしたりなど、大胆なアレンジ技が光ります。

黒の長袖Tシャツとパンツを利用したハロウィン衣装です。骨の形に切り取った布を全身に貼り付けた仕上がりは、シンプルながら、本格的にも見える仮装ですね。

最短でワンランク上のハロウィンTシャツを作りたいならwatasiino!!がおすすめ◎

ハロウィンTシャツは自宅でも作れますが、手軽に、なおかつワンランク上のハロウィンTシャツにしたいなら、オリジナルTシャツ制作専門の業者に依頼することをおすすめします。

プリントサービス「watasiino!!」は、簡単なラフ画や写真を用意するだけでプロのデザイナーが本格的なデザインを作成し、クオリティの高いTシャツに仕上げます。

自社工場があるので、1枚からという小ロットの依頼や、短期での納品も可能です。

手間をかけずにオリジナルのハロウィンTシャツを作成したいという方は、ぜひご相談くださいね。