SDGsを意識したノベルティまとめ!サステナブルでおしゃれなグッズを紹介

SDGsを意識したノベルティまとめ!サステナブルでおしゃれなグッズを紹介

SDGsへの貢献はイメージの向上にもつながるため、取り組む企業も増えてきました。

特にオリジナルのノベルティはSDGsに貢献しやすいグッズが多く、企業アピールもしやすいので活用される場面が増えています。

しかし、「SDGsを意識したノベルティとは一体どういうものを指すのか」「どのように選べばよいのか」、迷ってしまう方も多いでしょう。

この記事では、SDGsの基本的なことや、それを意識したノベルティ制作について解説しています。

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目次

SDGsとは

SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。国連サミットで採択され、加盟国が、世界共通の目標として認めています。

基本理念には「誰1人取り残さない」が掲げられ、企業や個人が多様な課題を自分のこととして受け止めて具体的な行動を取れるように、環境や経済、社会など17分野の目標が設定されています。

日本でのSDGsの認知度は年々高まっていることから、その取り組みに積極的な姿勢を見せることでイメージ向上にもつながるため、参加を表明する企業も増えています。

SDGsを意識したノベルティを選ぶときに考えること

SDGsを意識したノベルティを選ぶときに考えたいのは、以下の2つです。

  • サステナブルな素材を使用したノベルティか
  • 利用者にサステナブルな体験を与えられるノベルティか

では2つのポイントについて、もう少し詳しく解説します。

サステナブルな素材を使用したノベルティか

サステナブルは、「持続可能な」や「ずっと続けていける」という意味です。

素材について考えるならば、自然環境に配慮した素材や環境負荷の少ない素材、天然素材や繰り返し使えるリサイクル素材を利用することで、SDGsに貢献できます。

ノベルティに利用できる具体的なサステナブル素材には、以下のようなものがあります。

  • フェアトレード
  • リサイクル素材
  • バイオマスプラスチック
  • LIMEX(ライメックス)

フェアトレード

開発途上国で作られた製品や農作物を適正な価格で取引する貿易のことをフェアトレードといい、開発途上国の発展を支援する目的があります。

対象の商品にはフェアトレードマークがついています。代表的なものでは、オーガニックコットンやコーヒーですね。

オーガニックコットンは無農薬であるだけでなく、労働者の安全や健康、児童労働に関する厳格な規約を守って栽培されています。

つまり、この素材を積極的に活用することは、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」などの目標に貢献しています。

リサイクル素材

廃棄物などの形を変えて繰り返し利用することで、環境への負担が軽減できます。

代表的なものは、ペットボトルの廃棄物、「リサイクルポリエステル」ですね。

活用すれば、ポリエステルを作る際に使用する石油量を大幅に減らせるなど、地球環境の改善に大きなアプローチができます。

SDGsの中では「つくる責任 つかう責任」などの目標に貢献できます。

バイオマスプラスチック

バイオマスプラスチックは生物資源(バイオマス)由来のプラスチックです。

バイオマスプラスチックには2種類あり、

  • パルプやデンプンなどの植物成分を直接原料に混ぜて作られたもの
  • トウモロコシやサトウキビなどを蒸留して得られるエタノールから原料を生成するもの

があります。

現状のプラスチックは人工的な素材のため、人間が処理しない限り自然に還ることはありません。また、プラスチックを食べた魚や動物の肉を人間が摂取することで、健康被害を引き起こす可能性もあります。

ゴミがもたらす環境汚染を防ぐために考えられ、「海の豊かさを守ろう」などの目標に貢献しています。

LIMEX(ライメックス)

石灰石を50%以上含む日本初の新素材で、紙・プラスチックの代替となる素材といわれています。

生産時の二酸化炭素排出量を減らす効果があり環境対策にも貢献できます。

ライメックスの原料である石灰石は世界各地の埋蔵量も豊富で、日本においても自給率100%を超える資源なので、今後注目の素材になるでしょう。

利用者にサステナブルな体験を与えられるノベルティか

制作側だけでなく、ノベルティを利用する人にもサステナブルな体験を与えることができるのかを考えます。

そのノベルティを使うことで、どのようなSDGsに貢献しているのかを知り、体験してもらうのです。

例として、エコバッグをノベルティにすれば、プラスチック製品の削減に貢献できますよね。

自然にSDGsへの取り組みを体験してもらい、身近に感じてもらうことも企業ノベルティの役割のひとつになります。

SDGsを意識したノベルティグッズにはどんなものがある?

SDGsを意識したノベルティグッズには以下のようなものがあります。

  • エコバッグ・トートバッグ
  • バンブータンブラー
  • メモパッド・ノート
  • ボールペン・紙ペン

一部抜粋したグッズですので、ほかにもさまざまな種類が用意されています。

それぞれの特徴やサステナブルなポイントについて詳しく解説しますね。

エコバッグ・トートバッグ

エコバッグやトートバッグはノベルティの中でも定番品になりつつあるアイテムです。

レジ袋の有料化やプラスチック削減の観点から、今後も継続的に利用が見込まれるグッズですよね。

主に外で利用するので企業名の入ったノベルティは宣伝効果も期待できます。

エコバッグやトートバッグは多くの種類のサステナブル素材を利用できることも特徴です。

素材の代表例としては、

  • オーガニックコットン
  • フェアトレードコットン
  • ジュート・リネン
  • 再生不織布
  • 再生PET

などがあり、形や色、大きさなどのデザインも比較的自由に選べますよ。

バンブータンブラー

ペットボトルの削減のために注目されているアイテムがタンブラーです。

繰り返し使えることやタンブラーの持参で割引してくれるショップも増加し、持ち歩く人も増えています。

特にバンブータンブラーは、パウダー状にした竹の繊維を樹脂で固めて作られたものでプラスチックに変わる素材と言われています。

バンブータンブラーは生産過程において二酸化炭素の排出量が少ない上に、土の中で分解します。さらに燃やしてもダイオキシンが発生する心配がないなど、環境にも優しい注目のグッズなのです。

マットな質感でおしゃれな雰囲気も出るため、ノベルティで配布すれば注目されるでしょう。

メモパッド・ノート

再生紙を利用したメモパッドやノートは、エコグッズとして入学や卒業などの新しい環境に進む人への記念品におすすめです。

表紙に名入れでき、ノートタイプやメモパッドタイプの選択もできます。さらにA6やA5などサイズがある程度決まっているので、発注する際も選びやすいですよね。

ボールペン・紙ペン

ペンは、名入れノベルティとして目にする機会が多いです。

ボールペンは、ボディーのプラスチックの部分に再生PETを利用しプラスチック削減や二酸化炭素の排出を抑える働きを担っています。

紙ペンは少し珍しいアイテムで、本体とキャップが紙でできています。本体の紙管は再生紙を使い独特の温かみがあります。

ほかには廃棄されるはずのコーヒー粉を本体に配合したボールペンや、ライメックスを使用したボールペンもあり、企業によっていろいろ工夫の余地があります。

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SDGs用のノベルティに名入れをする場合のポイント

SDGs用のノベルティに名入れをする場合のポイントは

  • 希望する名入れデザインに対応してもらえるか
  • 小ロットから受け付けているか
  • 環境調和型インキを使用しているか

この3つです。

希望する名入れに対応できるかはノベルティ発注の大前提ですし、小ロットから発注できることやインキの種類はSDGsの観点からも確認しておきたいポイントです。

もう少し詳しく解説しますね。

希望する名入れデザインに対応してもらえるか

まずは、希望する名入れデザインに対応していることが基本です。

名前やロゴなど、希望する大きさや色などイメージするデザインを形にしてくれるか確認しましょう。

デザイン案が定まっていない場合、ラフ画などからデザインにしてくれる場合もありますよ。

不安な点があれば遠慮せずに問い合わせましょう。

小ロットから受け付けているか

小ロットから依頼できると、過剰に制作して余ってしまうことを防げます。

SDGsに貢献しているはずなのに、大量に余り廃棄してしまうのは本末転倒ですよね。

発注する事業者によりロット数と呼ばれる最低注文数が決まっています。発注したい数と受け付けている注文数を事前に把握し、依頼する事業者を選びましょう。

環境調和型インキを使用しているか

環境調和型インキには、ベジタブルオイルインキやバイオマスインキなどがあり、石油系溶剤を含むインキの使用が減るため環境保護や資源保護に対応できます。

2種類のインキの主な成分をまとめました。

ベジタブルオイルインキ 大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、米ぬか油などが主となる廃油をリサイクルした再生油を利用したインキ
バイオマスインキ 綿、パルプ、米ぬか、植物油、被子植物の種などの生物由来の資源(バイオマス)から成分を抽出して作ったインキ

それぞれインキのマークがあるので、環境調和型インキを使用しているかはロゴマークから確認できますよ。

SDGsロゴの利用は許可が必要になる場合がある

SDGsロゴの利用は基本的に自由ですが、許可が必要になる場合があるので注意してください。

許可が必要なのは以下の場合です。

  • 商業用途
  • 資金調達目的

商業用途の使用は、SDGsのロゴを販促用の商品や自社製品に使うことを指し、ロゴが入ったノベルティを配布したり販売したりする際に国連の許可とライセンス契約が必要になります。

資金調達目的の使用はSDGsを支援する活動費をまかなうためにロゴを使う場合で、こちらも事前に国連による許可とライセンス契約が必要です。

SDGsロゴの有無は企業の意向によるので、SDGsロゴを入れるデザインの場合は許可申請が必要であることを念頭におきましょう。

SDGsを意識したノベルティの制作事例

SDGsを意識したノベルティの制作事例を紹介します。

トートバッグ

トートバッグの制作事例です。

天然素材のジュートにプリントされています。大きめの図案がインパクト大ですね。

シンプルな文字とSDGsのロゴマークです。SDGsのロゴマークは小さいながらも存在感がありますね。

タンブラー

タンブラーの制作事例です。

間伐材を利用したタンブラーで子どもたちが手書きでイラストを描いています。このような活用法も良いですね。

森をイメージしたロゴマークは、ナチュラルなデザインで使う人を選びません。

紙ペン・ボールペン

ボールペン、紙ペンの制作事例です。

軸にマークと文字がプリントされた紙ペンです。どことなくレトロな雰囲気が出ています。

イラストのみがプリントされたボールペンです。ボディとプリントのカラーの相性がよく、優しい印象を与えます。

SDGs用のオリジナルノベルティ制作はwatasiino!!で◎

SDGsを意識したノベルティは、企業のアピールだけでなく、使う人もSDGsに貢献できることもポイントだとわかりましたね。

高品質なノベルティを制作したい方は、デザイン制作から柔軟に対応できる印刷会社に依頼するのがおすすめですよ。

当サイト(watasiino!!)の運営会社も、SDGsを意識した印刷会社のひとつです。小ロットから発注が可能で、手書きのイメージや写真さえあれば、デザイン制作から印刷までワンストップで対応できるので、ぜひお声がけくださいね。

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