洋服やバッグなどに付けるだけで、簡単にアレンジができるワッペン。「手作りしたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、刺繍・フェルト・はぎれなどのワッペンの種類や、作成に必要な材料・道具、手作りワッペンの作成方法について解説します。
手作りワッペンの製作事例もいくつか紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
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手作りワッペンの魅力
ワッペンを手作りする最大の魅力は、ほかにはないオリジナルワッペンを作成できることでしょう。デザインやサイズを自由に決めることができ、理想のワッペンを作れるのがうれしいですよね。
また、さまざまなアイテムに取り付けられるのもワッペンの魅力。簡単にオリジナルアイテムを創作できるので、子どもから大人まで幅広い層に人気があります。
手作りできるワッペンの種類
手作りできるワッペンには、さまざまな種類があります。
- 刺繍ワッペン
- クロスステッチワッペン
- フェルトワッペン
- 転写プリントワッペン
- はぎれワッペン
- そのほか
それぞれのワッペンについて、詳しく解説しますね。
刺繍ワッペン
さまざまな種類のワッペンがある中で、刺繍ワッペンは高い人気を誇ります。刺繍ならではの凸凹と立体感を楽しむことができ、高級感のあるワッペンに仕上がる魅力があります。
また、耐久性が高いので、よく洗濯をするアイテムに付けるワッペンとしてもおすすめですよ。
クロスステッチワッペン
クロスステッチワッペンは、刺繍ワッペンの一種。クロスステッチはその名前の通り、クロスするように針を刺していく刺繍の技法です。マス目に沿って刺していくので、刺繍初心者でもチャレンジしやすいワッペンです。
通常の刺繍ワッペンと違い、クロスステッチはマスで描くことでドット絵のような独特の魅力があります。一方で、細かいデザインや、線画のような図柄を表現したい場合には適していません。
フェルトワッペン
フェルトワッペンは、フェルト生地を貼り合わせて図案を作成したワッペンです。生地が柔らかく温かみのあるワッペンに仕上がるため、子ども用のワッペンとして人気が高いですよ。
デザインや手法によっては、針と糸を使わずに作成することもできるため、裁縫が苦手な方にもおすすめのワッペンです。
転写プリントワッペン
転写プリントは、デザインを転写用フィルムにプリントし、熱と圧力を与えることでワッペンにデザインをプリントする方法です。
グラデーション印刷や写真の印刷も可能なので、細やかなデザインを表現したい方におすすめです。
はぎれワッペン
はぎれワッペンは、はぎれ(裁断して残った布)を活用して作成したワッペンです。
例えば、キャラクターのはぎれであれば、キャラクター部分を切り取ってワッペン土台に縫い付けるだけで簡単にキャラクターワッペンを作ることができます。
その他
以下のようなワッペンもあります。
レザーワッペン | フェイクレザーにデザインをプリントしたワッペンです。 |
---|---|
スパンコールワッペン | スパンコールをワッペン土台生地に縫い付けてデザインを表現するワッペンです。 |
ビーズワッペン | ビーズをワッペン土台生地に縫い付けてデザインを表現するワッペンです。 |
レースワッペン | レース編みで作成したものをワッペン土台に貼り付けたワッペンです。 |
ワッペンを手作りするのに必要なものは?
ワッペンを手作りする際には、事前に材料・道具を用意する必要があります。ただし、必要な材料・道具は、ワッペンの種類によって異なるため、事前に作成したいワッペンの種類を決めておきましょう。
次の章からは、ワッペンを手作りする際に必要な材料・道具を具体的に紹介します。
材料
材料名 | 用途 |
---|---|
刺繍糸 | 刺繍ワッペンを作成する際や、刺繍以外のワッペンでも、ふち取りをする際に使用します。 |
ワッペン生地土台 | 作成したいワッペンに合わせて生地を用意します。土台としてはフェルト生地・ツイル生地・エンブクロス生地がよく使われています。 |
スパンコール・ビーズ・レース糸など | 生地同様、作成したいワッペンに合わせて、スパンコール・ビーズ・レース糸などの材料を準備します。 |
両面接着芯 | ワッペンをアイテムに接着させる際に使うもので、アイロンの熱で圧着させます。 |
型紙 | 主にフェルトワッペンを作る際に必要です。型紙に沿ってフェルトを切り取ります。 |
デザイン素材 | 必要に応じて、ワッペンのデザインを作成する際に用意します。 |
道具
道具 | 用途 |
---|---|
刺繍針 | 刺繍糸で縫う際に使用します。 |
アイロン | 両面接着芯を使ってアイテムにワッペンを付けたり、転写プリントワッペンを作成したりする際に使います。 |
チャコペン | ワッペンの土台生地に、下絵を描く際に使います。 |
基本的には上記アイテムを使って作成できますが、より本格的に手作りワッペンを楽しみたい方は、以下のアイテムをそろえておくとよいでしょう。
道具 | 用途 |
---|---|
ミシン | 刺繍ワッペンを作成する際にあると便利です。 |
刺繍枠 | ミシンを使わず、手縫いで刺繍ワッペンを作成する際に使用します。 |
パソコン | プリントワッペンをはじめとして、デザイン作成をする際にあると便利です。 |
プリンター | プリントワッペンを作成する際に、パソコンで作成したデザインをプリントする際に使用します。自宅になくても、コンビニなどでプリントできることもあります。 |
手作りワッペンの作り方
手作りワッペンの作り方は、ワッペンの種類や、手縫いするかミシンを使用するかといった環境によっても異なり、さまざまな方法があります。
具体的なワッペンの作り方は以下の記事で紹介していますので、ぜひこちらをご覧ください。
【活用シーン別】手作りワッペンの製作事例
この章では、活用シーン別に手作りワッペンの製作事例を紹介します。さまざまなデザインのワッペンを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
幼稚園や保育園に通う子どものアイテム用
幼稚園で使用するバッグ全面にワッペンを取り付けた事例です。「パンチニードル刺繍」は毛糸を使った刺繍の手法で、温かみのある仕上がりがかわいらしいですね。子ども用アイテムに付けるワッペンとしてぴったりです。
帽子にフェルトで作ったキャラクターのワッペンを取り付けた事例です。フェルトワッペンも子ども用のアイテムに取り付けるワッペンとして人気です。
ファッションアイテム用
刺繍ワッペンを胸元にワンポイントで取り付けた事例です。胸元には小さめのものを、大きめのものは背面に取り付けるのもメリハリがあっておすすめです。
パンツのポケット部分に刺繍ワッペンを取り付けた事例です。カジュアルアイテムの代表であるジーンズはワッペンと相性がよいので、複数のワッペンを付けてアレンジを楽しむ人も多いです。
生活雑貨・小物用
無地のトートバックにワンポイントで動物モチーフのワッペンを付けた事例です。持ち手の生地の色とワッペンの色をリンクさせることで、統一感のあるオシャレな仕上がりになっています。
キャラクターのワッペンをトートバッグとショルダーバッグに付けた事例です。モチーフキャラクターのイベントのために作ったワッペンということで、バッグの主役になっています。
【デザイン別】手作りワッペンの製作事例
次にデザイン別に手作りワッペンの製作事例を紹介します。
名前・文字
ワッペン1つに付き、ひらがな1文字を入れ、3つのワッペンを使用して帽子に名前を入れた事例です。1つのワッペンに名前を入れるのはスペース的にも大変ですが、このアイデアはかわいくて実用的ですね。
人気キャラクターとイニシャルを詰め込んだワッペンです。「スミルナステッチ」という方法で、イニシャル部分をふわふわした質感に仕上げています。
キャラクター
キャラクターワッペンを、無地のバッグ全面に付けた事例です。大きなワッペンを一つ付けるのもよいですが、小さめのワッペンを複数付けるのもかわいいですよね。
人気キャラクターの刺繍ワッペンです。キャラクターワッペンを作成する際には、図案を起こすのが難しいこともあり、刺繍図案集を購入して作成するという方法もありますよ。
写真
ペットの写真をもとに刺繍したワッペンです。刺繍による色のグラデーションで、愛犬の毛の質感がよく表現されています。
ワッペンの事例ではありませんが、ポーチに子どもやペットの写真をプリントしているように、ワッペンに写真をプリントすれば、簡単にオリジナリティーの高いワッペンを作成できますよ。
いきもの
マヌルネコの刺繍ワッペンです。目の部分に暗闇で発光する蓄光糸が使用されていて、かわいらしいながらもリアルな仕上がりになっています。
動物ワッペンの中でも人気が高い、くまの刺繍ワッペンです。はぎれを使ったリボンと組み合わせることで、可愛らしさが一段とアップしています。
乗り物
フェルトで作った新幹線ワッペンです。さまざまなカラーのフェルト生地を使って、5パターンの新幹線ワッペンを作成しています。
飛行機・消防車・トラック・車・救急車・ショベルカーといった乗り物のワッペンです。フェルト生地を刺繍糸で縫い合わせて作成しています。
花・食べ物
ケーキやパンといった食べ物の刺繍ワッペンです。靴下やハンカチに付ける用に小さめに作成されています。食べ物ワッペンは、ハンバーガーやプリン、バナナなどの果物も人気です。
小さめに作成したひまわりの刺繍ワッペンです。お花ワッペンでは、チューリップワッペンも人気ですよ。
イベント
ハロウィン用のフェルトワッペンです。目や鼻などの細かいパーツは刺繍で表現しています。
クリスマス用のフェルトワッペンです。星のスパンコールを使ったり、サンタクロースの髭に綿を使ったりして季節感を表現しています。
モチーフ・ロゴ
はぎれを使って作成したリボンワッペンです。はぎれワッペンは、簡単にカラーバリエーションを増やせるのが魅力です。
リバティ生地を使用したハートのはぎれワッペンです。ふちどりの刺繍糸を変えるだけでも印象が変わるので、刺繍糸で変化を出すのもおすすめです。
ワッペンを簡単に作りたいなら、1枚から作成できるwatasiino!!がおすすめ
手作りのワッペンは、自由なデザインで温かみのあるワッペンを作成できるのが魅力ですよね。
一方で、手作りワッペンは、材料や道具をそろえるのに予想以上にコストがかかったり、デザイン作成に時間がかかったりすることもあるでしょう。また、裁縫が苦手な方の中には、うまくデザインを作れないという方もいます。
効率的にクオリティーの高いワッペンを作成したいなら、ワッペンの製作会社に依頼するのが1番です。
watasiino!!なら、1枚からオリジナルワッペン作成のオーダーが可能で、3D加工、マジックテープ(ベルクロ)接着加工、安全ピン加工、フチ加工(ヒートカット)といったオプションも豊富です。業界最安値の価格もうれしいポイント。
また、簡単な手書きのデザインイメージや写真だけあれば、専門のデザイナーにデザイン作成から依頼できます。デザイン作成からワッペンの製作までワンストップで任せられるので、簡単に高品質なワッペンを作ることができますよ。
まずはwatasiino!!の公式ホームページを確認してみてくださいね。
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